※今回は二回分を転載します。

 

●5/12

【ついに動き出した麻生さん!

 国力研究会とは何か? 

 その期待と問題点を徹底研究】

 

 ジェームズ 世界情勢が目まぐるしく動く中、永田町ではついに「キングメーカー麻生太郎」が動きましたね(笑)。既に85歳で今年の9月で86歳ですから、これがたぶん「最後のご奉公」ということになると私の永田町関係者から聞いています。 
 

 ——例の国力研究会の話ですね。これで日本の保守は大同団結すると(笑)。
 
ジェームズ 大同団結はします。ただし「これでもう日本は安泰だ」とはなりません。

 


 
——ならないんですか!?
 
ジェームズ 残念ですが。なぜなら、これはアメリカの露骨な対日工作だからです。記事を見ればわかりますが、第一回のゲスト・スピーカーはジョージ・グラス駐日米国大使です。以前も言いましたが、今年3月中頃にグラス大使本人が直接、自民党本部まで麻生さんに会いにきて、麻生さんを中心とした反中のための対日工作を仕掛けていくという流れができたのです。これは当時の記事で詳しくお話しした通りです。

 

 

https://j-saito-sp.theletter.jp/posts/7e910853-d513-403d-97d9-fc5e59cbe34b


——ということは、アメリカ主導の会になると。
 
ジェームズ そこまでは言いませんが、米国支配がますます強まるという意味では手放しでは喜べませんね。ただし、それも仕方ないことで、こうなってしまった原因はバイデン政権時代に来日していたエマニュエル大使が大きいです。バイデン政権の意を受けたエマニュエルは独断で日本の極左化を強力に推し進めてしまいました。彼は自分がのちのち大統領選に打って出るために日本で実績を残したかったのです。最初は鉄道オタクとして日本の鉄道をたびたび絶賛して日本国民に親しまれます。一時は麻生さんも「彼は優秀だ」と褒めていたほどです。そうやってすっかり日本での人気を固めたあとに極左化を始めたのです。当時の首相だった岸田さんがこれに全面的にのってしまったのも日本の極左化に拍車をかけましたね。ですから、トランプ政権も直接動くしかなくなってしまったのです。(米国支配の流れは最後に詳述)
 
——高市総理が自民党総裁選で総裁となった直後の去年の10月15日にハガティ元駐日大使が来日してましたよね。
 
ジェームズ ハガティ大使は第一次トランプ政権時代の駐日大使ですからホワイトハウス直轄の工作員として来日しています。しかも彼は偽造身分を与えられた秘密工作員数名を引っ提げて日本に来ており、「裏と表」を巧妙に使い分けた対日工作を展開しました。彼が自民党と維新の連立の橋渡しをしたのです。そういう流れの中で、今回は……(続く) 

 

●5/13

【トランプ訪中に向けて再確認!! 

 イギリス国王訪問で見る

 本当の外交のやり方、喧嘩の仕方! 


ジェームズ 昨日は国力研究会の話をしましたが、その時にアメリカの動向が鍵になるという話をしました。
 
——そのアメリカですが、いま中国と首脳会談をしています。どうなりそうですか?
 
ジェームズ 日本では、トランプが「台湾の独立を支持しない」から「反対する」に変わることをとても懸念していますが、心配しても仕方ありません。トランプはその場の雰囲気と気持ちの盛り上がりで「反対する」と言ってしまうことが十分に考えられますからね(苦笑)。
 
——やっぱりそうなんですね(苦笑)。
 
ジェームズ しかし、それで何かが変わるわけではありません。周辺諸国や関係者に対する言葉のインパクトはありますが、現実的にはほぼ何も変わらないでしょう。もちろん、習近平はそれを最大限利用するでしょうが、逆にそこに注目を集めるようにすることが中国側の目的なので、それに乗る必要はありませんね。ともかく、米中首脳会談についてはすべて終わってからお話ししたほうがいいと思います。
 
——わかりました。確かにそうですね。では、トランプの訪中については会談が終わったあと詳しくお聞きします。となると今日は?
 
ジェームズ 少し前になりますが、チャールズ国王の訪米の話になります。イギリスの国王がアメリカを訪問すること自体は珍しいことではないのですが、アメリカ議会でスピーチしたのは異例です。エリザベス2世以来35年ぶりですからね。しかも、これは急遽決まった話です。3月31日トランプがSNSでチャールズ国王の訪米が決まったことを告知したのが最初で、それからたった1か月後の4月末に国王はアメリカにやってきて三泊四日も滞在しています。議会でのスピーチのほか戦没者の墓があるアーリントン墓地や9・11の記念碑にも訪れています。
 
——慌ただしいですね。
 
ジェームズ どうしても訪米しなければいけない理由があったためです。

トランプ政権はこれまでの英米特別関係をぶっ壊しにかかっていますからね、いま。

 

 

 それを阻止するべくチャールズ国王は「英米には特別な関係がある」となにがなんでもアピールしたいのです。ただし、トランプに向けてではありません。アメリカ議会とアメリカ国民に向けて行ったのです。
 
——それで35年ぶりのアメリカ議会スピーチになったんですね。
 
ジェームズ なにしろ、今年はアメリカ独立250周年ですからね。そこにチャールズ国王が訪米してアメリカ議会で「和解と相互認識」を訴えるというのは悪い話ではないですからね。ただし、チャールズ国王が議会で訴えた「和解と相互認識」の中身とはウクライナ支援と気候変動だったのですが(苦笑)。
 
——えっ、いまさら!?
 
ジェームズ そうです。いまさら、そんなことを言いに来たのです(苦笑)。なぜなら、この二つはチャールズ国王個人の貴重な収入源だからです。
 
——つまり、物乞いに来たってことですか!?
 
ジェームズ そうですよ。物乞い訪問、物乞い演説をやりにイギリスの国王はアメリカにやって来たのです(苦笑)。これが受け入れられたのはアメリカ議会がまだまだイギリス支援だからです。民主党はウクライナと環境問題で甘い汁を吸ってきましたからね。
 
——そうか。だから、国王のスピーチで何度もスタンディングオベーションが起こったんですね。
 
ジェームズ 自分たちの金儲けの話で盛り上がっていただけなのです、あれは(苦笑)。一方、ホワイトハウスのトランプ政権は行政府なので立法府の議会とは違います。ホワイトハウスとしてはイギリスからの完全な独立を独立250周年の記念すべき年に成し遂げたいと思っています。ですから、トランプは国王のスピーチが終わったあとに「チャールズ国王は素晴らしい。私には不可能なことを行うことができる。それは民主党議員にスタンディングオベーションをさせることだ」と強烈な嫌味で返しています(笑)。
 
——「この野郎、露骨におねだりしやがって」と(笑)。
 
ジェームズ そうなりますね(笑)。それをわかった上でホワイトハウスはチャールズ国王を迎えています。例えば、飛行場でチャールズ国王を迎える際、米軍の兵士たちが並んで国王が飛行機から降り立つのを待っていたのですが、その兵士たちの制服は……(続く)
 

 

チャールズ国王がドナルド・トランプに贈った個人的な贈り物は、衝撃的なメッセージだった」

https://people.com/king-charles-personal-gift-donald-trump-striking-message-11960430

 

※国際情勢解説家の田中宇(たなかさかい)さんは先日の記事で

「おそらくイラン戦争は来年も続くだろう」と述べています。