ちょっといろいろあってお休みしてました。

今日から復帰です。(もうお昼に復帰済み)

以下の記事は23日の夜に投稿するつもりで

書いていた草稿を仕上げたものです。

御用とお急ぎでない方は、

少々お時間頂きますがどうぞお納め下さいませ。

 

          ※

 

さて今朝投稿したこちらのエントリ。

 

 

今も戦火が止むことのないウ・露戦争。

その兵士達が戦場から救出した犬猫を

インスタグラムからピックアップする内容でした。

 
「戦場で?」と小さな違和感を感じた人もいるかも知れません。
気付いた方はなかなかの慧眼だと思います。
ヒトもネコも少数除いて綺麗すぎるのです。
しかも前述の通り、サイトに挙げただけでも50枚ありました。
 
しかしもしもそれが意図的に作られたものだとしたら?
これは当時ある種の論争を生んでいました。
他にも侵攻初期、結構な救出動画がネット上にはありました。
けれどそのうちのいくつかは別の国の戦時下で撮られたものでした。
(もちろんそれが全てではありませんし、
 また確認出来るわけでもありません)
 
こういう人目を惹きつけるコンテンツになりうる投稿は
得てして巧妙なプロパガンダに利用されやすいのです。
実際このサイトで「Russian」を検索してみると
こんな感じの記事が見つかることがわかります。
(読めるように日本語訳されたスクショを載せています)
 
 
 
 
 
 
ざっと見ただけでも、ロシアに対する心象が
悪くなるような内容の記事が殊の外多いのです。

 

今回取り上げたサイトは”BoredPanda”。

 

2009年にインターネット上で誕生したBored Pandaは、2017年にFacebookページランキング1位に輝き、Crafty Pandaは2020年と2021年にFacebookページランキング1位を獲得しました。現在では、16言語で200以上のソーシャルメディアチャンネルを運営し、リトアニアのヴィリニュスに4つのオフィスと撮影スタジオを構えています。
 

 

つまり”BoredPanda”の運営はリトアニアに拠点を持つ会社なんですね。

そしてリトアニアについてググってみると

GoogleAIは次のような回答を出してきます。

 

特にロシアによるウクライナ侵攻以降、

 リトアニアはウクライナへの支援を

 積極的に行っています。」

 

 

日本でも東京新聞が昨年8月にリトアニアの立場について

以下のような論説も掲載しています。

 

 

 

自分で取り上げておいてナニですが、

耳目を集めるコンテンツには隠された意図がある場合が多く、

そしてそれは時にプロパガンダとして運営されることもあるのです。

 

 

現代はインターネットの普及によって

情報戦が主体の時代と言われて随分経ちました。

こんな動物との温かなふれあいさえ、

ある種の偏向と刷り込みが行われている、かも知れません。

あくまでも一つの小さな例としてですが、

そういう視点もあることを知って下さい。

 

最後まで読んで下さってありがとうございました(;´∀`)