ダーリン、倒れる。 | Life Goes On

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2010年3月の連休、いつものように奥志賀でスキーを楽しんでいた私たち。

休憩を兼ねて、遅めのランチをとろうと入ったレストランで、
ダーリンが倒れました。

少しむせるような変な咳?をし、吐き気をもよおして、
一瞬にして顔面蒼白に。
口を押さえてヨロヨロしながらお手洗いに行ったまま、30~40分経過。

さすがにおかしいと思い探しには行ったものの、
男子トイレには入れずに、前でうろうろすること15分。

従業員の方にお願いして様子を見に行ってもらいましたが、
個室から寝息が聞こえるらしい…。
そのままさらに15分待ってみましたが、やはり聞こえるのは
寝息と、ドアを時々蹴るような音だけとのこと。
我慢できなくなり、男子トイレに入れてもらって
ドアの隙間から個室の中を覗くと、
便器に座ったまま意識を失い、右半身だけ痙攣を起こしているダーリンの姿が。

ダーリンの名前を呼びながら、ドアをドンドン叩いていると、
後ろから親子連れのお父さんが声をかけて下さいました。
偶然にもお医者様とのこと!!
個室を覗いてすぐに
「これはきっと脳の何かだ、静かに運びだそう」と。

そして、お店の方がドアを外してくださり、まわりにいた方たちが
自然に集まってダーリンを平らなところに運んでくださいました。

そのお医者様と、看護師の奥様が、
お店の方や他のお客さんたちにいろんな指示をして、
救急車が到着するまでのあいだ、適切な処置をしてくださいました。
ダーリンの寝息はいびきに変わり、
ますます容態が悪くなっているのではと、さらに不安に襲われます。

その時、救急車が到着。
ダーリンは意識不明、左半身麻痺の状態で、信州中野の病院に搬送されることになりました。

その時の志賀は吹雪。
奥志賀から中野まではほぼずっと山道です。
雪道のため、救急車でもあまりスピードは出せません。
行く手をふさぐ何台もの車に、
「お願いだから道をあけて!!」と心の中で叫びました。


名前を呼んでも全く反応しないダーリン、
このまま失うことになったら…という恐怖と闘いながら、
必死で手を握り、救急車の中で名前を呼び続けていました。



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