こんばんはMISA(みーさ)です。
昨日の話の続きになるのですが、
この日は「お母さんが29歳の時の話して〜」と言われました。
29歳、今から10年前のこと。
私は二度目の卵巣嚢腫の手術をしました。
24歳の時にも手術をし、そこで片方の卵巣を取ったのですが、もう片方の卵巣に腫瘍ができてしまいました。
主治医としては腫瘍ごと取りたかったようですが、まだ子どもがいなかったこともあり、どうにか腫瘍のみを取るようにするとのことでした。
ちゃんと腫瘍だけ取れるのか、残る卵巣に傷がついたり等はしないかと、手術前はとても不安でしたが、術後の経過は良好で、今に至ります。
息子を妊娠できたことが、何よりの証拠ですその息子が無事に産まれ、すくすく大きくなってくれていることが、とても有り難いことです。
この話を、「卵巣は女の人にしかない、子どもを産むためにはなくてはならないもの」等の説明も入れながら、息子にしました。
私が思っていたよりも息子は真面目に聞いてくれてました。そして、「お母さん、僕を産んでくれてありがとう」と言ってくれました。
私は自分が産みたくて息子を産んだだけなので、感謝の気持ちは持たれなくてもいいとは思っていましたが、
「ありがとう」と言われたことは素直に嬉しかったですし、何より、産まれてきたことへの奇跡を息子自身がしっかり理解して、自己肯定感を持って、毎日を大切に生きていってほしいなと思っています。