昨日オーナーさん立会いのもとSA22C 12Aエンジン換装の作業を行いました
購入後1週間・名変後2日目のブロー??という悲運で
冬眠状態と相成ったSA22Cの復活計画です
作業開始から約10時間後にエンジン始動
元気よくエンジンはかかってくれた・・・んですがヽ(;´Д`)ノ
このあたりから相当量の二次エアを吸っている音が( ̄□ ̄;)!!
『シュ~~』っと出てる音が聞こえるのです。←私でもわかった(;´Д`)ノ
ブレーキクリーナーを吹きかけるとエンジンストール(><;)
間違いなくここNGっす
実働と問題は特になしの履歴のしっかりした12Aエンジンである事と
負圧ホース類も意外に柔軟性たっぷりで換装前の交換は見送りました。
だがしかし2次エアを吸っている箇所の特定にはホースも含み
この周辺を全て疑わなければなりません。
アイドル調整や点火時期の調整をする前に
まずはここを完治させる必要が出てきました
ただこの時に2次エアの問題解決まで作業当日に踏み込まなかったのには理由があるのです
それはもう一点クラッチマスターからレリ-ズシリンダーへの油圧が
スカスカと抜けてしまい、クラッチ操作が不能Σ(・ω・ノ)ノ!
レリーズマスターのシールが抜けていてフルードが漏れ出てきて
まさかの修理をしないといけない事が発覚
つまり幾ら頑張っても今日はこのままで乗っては帰れなくなりました。(´д`lll)
オーナーのFさん号泣なぅ。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。
後ろからは見えませんが鼻水垂れてますヽ(TдT)ノアーウ…というのは大嘘ですが( ´艸`)
喜び半分ショック半分・・・でも復活の光は見えたので良かったかなと♪
今回換装したのは上の写真の中古12Aエンジン(持込)です。
ウォーターポンプボディとウォーターポンプも別の物が持ち込まれたので
それを新品ガスケットと共に交換し、オイルパンもオイル漏れの痕跡があったので
外して液体ガスケットを塗りなおしました。
それ以外は殆ど手をつけなかったのですが手をつけなかった箇所に不具合が出ました(´□`。)
だけど年式としては充分に有り得るトラブルなので仕方ないっちゃ仕方ありませんし
このタイミングで同時に修理する事は路上で突然困るよりは絶対に幸運
部品が出るか確認した上で出来る限りの部品をバラし
洗浄して新品ガスケットを組み付けてあれば
エンジン本体のトラブル以外は問題がでることはないと思います。
但し12Aの部品はもはや全てが揃いませんから勢いだけでは
闇雲に手が付けられない難しさは付きまといます。
前もっての修理・・・それにはやっぱりお金がかかっちゃいますし
やってみて不具合が出た箇所を直すのと、どちらが良いかは難しいところです。
時間もかかっちゃいますからね。。。
今回は以前使用のエンジン部品と状態を比較し、そちらに交換することにしました
ただクラッチの油圧関係は直すしか他になく、お引渡しするにはまだ数日かかりそうです
詳しくは全ての作業が終わってから書きますね(*^ー^)ノ