最近、読書が続いています。
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進路に悩む女子高生が、「手紙屋」との十通の手紙を通して「勉強とは何か?」「何のために勉強するのか?」を考え成長していく話です。
1通目:勉強も一つの道具である
2通目:学校で習うことだけが勉強ではない
3通目:心の成長なくして、結果を手にすることはできない
4通目:自分が生きる意味は、自分でつくっていける
5通目:困難を可能にするのは意志の力
6通目:成功するために必要なものは、方法ではなく行動だ
7通目:家に帰ってから最初に座る場所で、自分の人生が決まる
8通目:何をやるかよりももっと大切なことがある
9通目:すべての教科が、人生を豊かにするきっかけになる
10通目:今日一日の勉強が、将来の世界を大きく変える
後から知ったのですが、著者の「喜多川泰」さんは大学卒業後から学習塾で活躍されていた方のようです。
文章に説得力があるのは、その影響かもしれません。本の主人公だけじゃなく、私も「へ~」「確かにね~」と納得することが多かったです。
あと数年したら、娘に勧める予定の1冊です。将来に悩む学生さんだけじゃなく、大人のかたにもおススメできる1冊です。大人の方が響くものがあるかもしれせん。物語というより、自己啓発本に近いです。
私の場合。もう一度英語を勉強したいと思いながらも、重い腰が上がらなかったここ数年。「何のために英語を学ぶのか?」「英語を学ぶことで私自身の何を磨きたいのか?」を改めて考えるきっかけになりました。
本の中にこんなことが書いてあります。
「やるべきこと」というのは、決して「やらなければいけないこと」ではありません。
『将来の自分が、今の自分にやっておいてほしいこと』なんです。
大学生の頃、そこまで真剣に勉強した記憶はないけど(完全に受験で燃え尽きたパターンです)、今思うと「もっと勉強しておけばよかった」って思うことは沢山あります。過去に戻れるなら「ちゃんと勉強して、あの資格取っておいてね!」と伝えたい。
8歳の娘には響かないかもしれないけど、30後半の私には響く!40になったとき、50になったとき、60になったときの自分が、今の私にやっておいてほしいこと。そう考えると、私の今やるべきことが見えてくる気がします。
同じ方の作品はどれも高評価で気になります。これは「手紙屋」と就職活動中の男子学生の物語。
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これは、かなり前ですが映画化されています。知らなかった~
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kindle unlimitedの対象にならないかなぁ~