今日は静岡市の公立小学校の卒業式
卒業式は、卒業生にはもちろんですが、保護者のみなさまにも人生の大切な節目
節目があることで、今までの歩みを振り返り、新たな気持ちでスタートラインに立つことが出来ます
我子の子育てが一段落すると、季節の行事を楽しむことや、進学進級の節目を感じることが出来にくくなりますが、私は地区の主任児童委員として、携わらせていただいているお陰で、季節の移りかわりを共に祝い、みなさまの人生の節目に立ち会わせていただくことが出来、感謝です
そして私には、もうひとつ大事な使命があります
それは各学校で行われる卒業式で歌われる国歌、校歌、そして合唱曲の伴奏を担当することになった生徒さんへのフォロー
早いところだと、新年度がスタートした時に、伴奏をやってみたいお子さんに楽譜を渡してくださるところもあります
ほとんどの学校は、冬休み前に曲が決定し、冬休みの頑張り具合で、オーディションの合否が決まることが多いです
もちろん、やってみたいと自ら手を挙げることが出来たお子さんには、ぜひ合格させてあげたいし、自分からすすんで手を挙げられないタイプのお子さんには、挑戦することの意義をお伝えします
学校の先生に背中を押してもらえることもありますし、やりたくてもなかなかやらせてもらえないお子さんもいます
いろいろなドラマがあります
今年も努力の甲斐あって、見事に大役を果たすことが出来たみなさん、本当によくがんばりました
ちょっと間違えちゃったという生徒さんもいらっしゃいましたが、これも次へのステップです
そして、オーディションで選んでいただくことが出来ず、違う役をやることになったお子さんもいました
でも努力したことは決して無駄にはなりません
思いがけず違う役目を果たすことで、見えた景色も違うのではないでしょうか
そして最後に
この日のために伴奏を完璧にマスターした6年生のRさん
でも彼女が伴奏を弾くことは出来ません
卒業生が5名しかいない小学校なので、卒業合唱でRさんが歌わない訳にはいかないのです
それがわかっていても、Rさんはマスターしたいと言って、努力して暗譜しました
そして本日の卒業式では、おともだちが泣いてしまって歌えなくなってしまった分までカバーしようと大きな声で歌うRさんの姿がありました
素晴らしい歌声でした
今日までのがんばりと、清々しい歌声に拍手