N君から1本御馳走になって、そろそろラストオーダーの時間。



ラストオーダーでは、そこそこ他の卓でもシャンパンが入っていました。


だんだん酔っ払いのホスト君たちが増えて、盛り上がってくる店内。



N君がもう1組のお客さんのところに居るため、なかなかラストオーダーを聞かれない私。


この時点で、既に通常の営業終了時間を過ぎていました。




やっと、N君が戻ってきてラストオーダーを聞かれる。

1本御馳走になったので、やっぱり1本入れる事に。



また苦手なコールが…。


しかも、今回は合同営業の為、ホスト君の人数がいつもの倍はいます。

やっぱり、苦手です…。





コールも終わり、2本目を飲んでいると、何やらホスト君たちがまたシャンパンの準備。

またどこかで入ったのかな、と思っていると、N君が呼ばれる。


すぐにN君が戻ってきて


「もう1本入れた?」


と聞かれる。


「入れてないよ…」



「だよね…」




でも、この時既に若干酔っ払いになっていた私は、なんだかめんどくさくなってしまい

「入れてないけど、準備してるんだったらいいよ。」

と、言ってしまいました…。


完璧にカモですね…。





すぐに、また準備され本日3本目。

私の席だけが異様な盛り上がりになってしまいました。




コールが終り、H君が「御馳走様です」と言いに来ました。

今日はお客さんを呼んでいたH君。

自分の席では1本入れていたH君。


でも、代表であるN君はH君には厳しく、

「いいから、お前は早く自分の席に戻れ!それで、もう1本入れてこい!」


「お前がもう1本入れたら、これやるよ」

と、自分がしていたスカーフを指して言うN君。

面白くなって私も一緒に煽ってみる。



「もう1本入れられたら、私ももう1本入れるんだけどなぁ・・・」



ハイ…馬鹿です…





H君、頑張ってしまったみたいで入ってしまいました…。



H君のコールでまたかなり飲まされたN君。

完璧酔ってました。



このコールが終わった時点で、ほぼお客さんは帰り、私と隣の席のお客さんだけが残っている状態。



そして、約束のもう1本。

もうこの時にはかなり酔っていたので、私的にはすご~く楽しくなってました。

苦手なコールも4回目ともなれば、どうでもよくなり…。

というか、むしろ張り切ってた私。




普段、というか今までずっと大人しく静かに飲んでました。

初めて、こんなに酔って大騒ぎした気がします。




そして、N君もかなり酔ってるし、彼は次の日も合同営業があるのでかわいそうだなと思い、

「もう飲まなくていいよ」

と、言ってみました。


でも、N君の負けず嫌いな性格を忘れてました…。

そう言われたことで、むしろまた飲み始めるN君。




なぜか、ラスソンという事でN君と幹部さん達がカラオケを歌い始めました。

一体、どれがラスト??というほど、歌い続けるN君たち。


途中、N君とお客さんが残ってるY君が二人で歌っていた歌。




あの…その曲…

A様とアイドル様が歌ってた歌なんです…




1人、なんとなくブルーな気分になる私。



そして、今度こそ最後だから!と、またN君とY君が二人で歌う事に。


その歌の中で、“君”の部分を“ミサ”と変えて歌うN君。



なぜか私、それを聞いてもぜんぜん嬉しくありませんでした。

むしろイラッとしました。

なんでだろう…??



多分、初めてN君に対してそう思った瞬間でした。


別にそんなの嬉しくないし…。

Y君もお客さんの名前に変えて歌ってたけど、そのお客さんは嬉しそうでした。

でも、それはY君とそのお客さんの関係性や営業スタイルなんだろうから、別にN君がそれに合わせること無いのに。

N君はそんな営業スタイル、私にはしてないじゃん。



そんな事を酔った頭の中で考えていました。




そして、いつもの営業終了時間から延びること約3時間。

やっと、帰る事に。



今回は何も言わなくても、外まで手を繋いでくれたN君。

これは、嬉しかったな。



手を繋いでくれた事は、純粋に嬉しかったのに、なんでラスソンの名前はあんなに嫌だったんでしょうか…?

未だに、わかりません。



とにかく、長い1日になってしまいました。



バカ騒ぎできた事はすごく楽しかったし、久しぶりに酔っぱらったせいもあってすごく楽しかったよ。




でも…。

なんとなく、考えてしまう1日でした。