劇場鑑賞映画2019年 前編 | 塩山みさこオフィシャルブログ「CAT walk」

劇場鑑賞映画2019年 前編

2019年は少し少なめ。
劇場で鑑賞したのは多分56本。
いい映画はたくさんあったのだろうけど
記憶に残る作品が少ない印象ですが
正直に!行ってみよー!
(5点満点 ★=1点、☆=0.5点)


◆くるみ割り人形と秘密の王国
★★☆
チャイコフスキーのバレエをディズニーが映画化したそうな。
撮影とかとかの技術が進化したからといって
必ずしも良作になるとは限らない典型。
元々がバレエなので、踊りも曲も生には敵わない!


ホイットニー オールウェイズ・ラブ・ユー
★★★★
私にとってはポップシンガーのイメージが強かったホイットニー・ヒューストンのブラックミュージックのミューズだった事を知れた作品。
若かりし日のホイットニーがとにかく可愛い!
関係者の、全てを語らない感じの表情から深読みする楽しさもありました。


◆クリード 炎の宿敵
★★★★
ロッキーの弟子の話のシリーズ二作目。
ロッキーシリーズ観てない私でも、ちょいちょい予備知識有りで十分楽しめました。
いつの世も、善も悪も
我が血を引いた息子は可愛いものなんですね!


蜘蛛の巣を払う女
★★★★☆
監督も主演女優も変わったシリーズ物の4作目。
その点に関して賛否あるようですが
シリーズ初めて観た私には違和感なし!
アクションも人間関係もよく分かったし
とっても楽しかった!


TAXi ダイヤモンド・ミッション
★★★
これもシリーズ物で5作目。初めて観ました。
おバカで下品で、車はかっこよくて。
あたま使わなくて、良いんじゃないかな。


◆ミスター・ガラス
★★★
シャマラン監督です…
「アンブレイカブル」を復習してからの鑑賞を
オススメしたい。でも今さら感もあって、そのまま鑑賞。
シャマラン監督作品がお嫌でない方にしか
オススメはしない。


◆マイル22
★★★
つまらなくはないけど、設定のわりには
ただただ疲れた印象。


◆マスカレード・ホテル
★★★☆
東野圭吾の原作を読んでいたので観ました。
犯人知っちゃってるからアレなんですが…
原作物の映画化としては良作だったと思う。


◆サスペリア
★★☆
リメイク。オリジナル未観。
好きな人が観てあーだこーだ言うのがよくて
私はちょっと、何見せられてるんだか分からないど、不気味な雰囲気がドキドキ(モヤモヤ込)させてくれる。


ナチス第三の男
★★★★
特筆すべき点を正直覚えていないけど
ヒトラー周りの人を描いた作品で私が観た中ではおもしろかった。
全体的なトーンとして暗いというか、地味な作品が多くないですか?
アメリカ製作じゃないからなのかな?
の、割には勧善懲悪的に楽しませてくれました!


天才作家の妻 40年目の真実
★★★★
グレン・クローズがアカデミー主演女優賞にノミネートされた今作。取って欲しかったです!
受賞に浮かれる旦那に閉口してしまうグレンの表情が素晴らしい!!


◆七つの会議
★★★☆
原作既読?映画化により顔面プロレス。


アクアマン
★★★
DCコミックスのヒーロー物。
主人公を演じるジェイソン・モモアが素敵!


◆THE GUILTY ギルティ
★★☆
電話からの声と音だけで誘拐事件を解決していく作品で、注目点はたくさんあったはずなのに
なんかそのスリルを体感できませんでした。


◆女王陛下のお気に入り
★★★★☆
アカデミー賞9部門、10ノミネートの注目作でしたね!評判に違わぬ出来だと思いました!
女の嫉妬や野心を生々しく、しかし美しく描きだしていました!
主演女優賞はとったけど、助演女優賞も2人にとってほしいと思える逸作でした!


ビール・ストリートの恋人たち
★★★☆
2017年「ムーンライト」でアカデミー賞作品賞とった監督の作品。
今作ももちろん黒人の映画。
あまり救いが無いお話ですが、決して裕福ではない黒人たちの服が、まあなんとオシャレなこと!
それだけでも一見の価値あり!


◆天国でまた会おう
★★★★★
満点つけさせてもらいました!
公開館数は多くなかったと思うので、あえて。
不幸とお洒落のバランスが絶妙!
フランス映画に理解のある方、抵抗のある方
どちらにもオススメしたい逸作!


グリーンブック
★★★★★
こちらもアカデミー賞では5部門ノミネート!
黒人ピアニストに白人ドライバーが護衛として雇われ、黒人差別の色濃い南部へのツアーに出るという、実話ベースのお話。
お気付きでしょうが、近年、黒人差別をベースにした映画は少なくないです。
今回はインテリジェンスな黒人に、粗野な白人という組み合わせ。でもそれが実話でもある。
黒人差別に何の意味があったのか改めて考えさせられると同時に、ロードムービーとしても楽しませてくれます!
差別主義者でない全ての人と共有したい作品!


◆シンプル・フェイバー
★★★★
アカデミー系じゃないけど人気女優ダブル主演!
ミステリー作品としても楽しめるし、同じ女として生まれても個性の違いを見て楽しめる!
超スタイリッシュなのに、やや懐かしいどんでん返し系!オススメ!


◆運び屋
★★★★
イーストウッド監督・主演作品。
87際の老人が麻薬の運び屋をやっていたという事件を基に、人間臭くかつスリリングに描かれた今作。必見です!


スパイダーマン スパイダーバース
★★★★★
満点!
アカデミー賞とってます!異論なし!


ブラック・クランズマン
★★★
期待より地味なので。
某超大作SFシリーズ映画(私は未観)でも名を上げているアダム・ドライバーですが、彼が主演するとどことなくサブカル作品になる。
そんな特異なオシャレな存在。


◆キャプテン・マーベル
★★★☆
MCU(マーベルコミック)の女性ヒーロー。
アベンジャーズ結成以前のお話なので
なかなか見応えあり!
でもさ、もうさ、キャプテンマーベル最強過ぎない?とかさ、超人たちが寄ってたかって苦戦する的役が結局最強じゃない?とか、言いたくなっちゃう私はアメコミ部外者かもしれません…


バイス
★★★☆
日本人のメイクさんがアカデミー賞とりました!
同じ方が今年もとっていて素晴らしいですね!
でも息子ブッシュの再現も見ものですw


記者たち〜衝撃と畏怖の真実
★★★★
ハリウッドの褒めるべき点はこれです!
自分たちの国やメディアのやってしまった不正解を世界に晒すことができる言論の自由。


◆ハンターキラー 潜航せよ
★★★☆
期待が大きくなかったからこそですが良いです!
潜水艦ものは初めて観たので比較対象がないですが、おもしろかった!


◆ビューティフル・ボーイ
★★☆
父息子のええ話。おとーちゃん、優しい。
でもさ、そもそも違法薬物に手を出してしまう奴の気持ちが理解できない。それでも家族だから、愛してるから、って。。。
これも実話ベースだったはずですが、美談にすることじゃない。


◆アベンジャーズ/エンドゲーム
★★★☆
なんか、もう個人がどうこう言える次元じゃないけど、見応えはありました。
観た人とツッコミ合いたい!



さて、前編ですが、いかがでしょうか?
毎回言ってますが、あくまで私の独断での評価です。