アクト・オブ・キリング
連休も終わってしまいますね…
アンワルさんが“悪”だったのか
早く暖かくならないかな
連休を利用して、ずっと観たかった映画
「アクト・オブ・キリング」観てきました
9月30日事件。
その経過で起こった民間人・民兵による
大量虐殺を行った人を取材した
ドキュメンタリー映画です。
誇らしげに再現してくれる。
この映画に収められた、最初の怖い所。
そこで監督は、
当時の虐殺を再現した映画を撮らないかと
持ちかけるわけです。
自分たちが行ったことの再現の演技が
彼らに変化をもたらす…
ざっとこんな感じです。
撮影の時に何故か派手な女装をさせられる
西田敏行さんみたいな人とか
この人たちは再現映画の中で
何をやる気だったのだろうか??
とか、真面目に理解しようとしても
ちょいちょい鼻で笑ってしまうしかないようなこともあるのですが…
何故、虐殺した側の人々が
カメラの前で誇らしげに自分たちの行った大量虐殺の事を話せるのか。
それがこの映画の真ん中くらいの怖い所。
最後の怖い所は映画のラストシーンが全てです。
もしかしたら、それは救いでもあるのかもしれない。
でもアンワルさんて、観ていて
どうしても憎めない。
アンワルさんが“悪”だったのか
“狂気”だったのか…
あまりメディアでは取り上げ難い作品らしいので上映館も少ないですが
観て良かったです。