昔のボーイフレンド | 塩山みさこオフィシャルブログ「CAT walk」

昔のボーイフレンド

先日触れた『スローグッドバイ』は

読みたいのだけ読んで

なんか気が済んじゃって次へ。


ここ2日くらいは

『1ポンドの悲しみ』石田衣良著

読んでます。




いらちょじゃないよ。



衣良著だけどさ。

ま、いいや。




これはまた短編集で2回目なので

読みたいのから。



最初に読んだときも書いたね。

やっぱりおもしろい

一番最初の“ふたりの名前”は

すごーく印象に残ってるから

今回はPASS。


家電や食材にまで

それぞれのイニシャルを書いて区別してる

同棲カップルが猫を飼う話。


「この一年でイニシャルを書かなくていいものがうちにきたのは、はじめてだ。そういうものがだんだん増えていくと、ぼくたちの暮らしも変わっていくのかもしれないな」


って、いいじゃない?


その猫をめぐって、

涙なしには読めないお話です。




さて、今回読んだのは


「はるかってさ、武弘くんと別れてから、あとの男とはぜんぜん長続きしないね」

と親友に言われた晩、18ヶ月ぶりに“武弘”からの電話。

翌日はるかと武弘は18ヶ月ぶりのデートをする

“昔のボーイフレンド”


     ↓


表題作“1ポンドの悲しみ”


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     ↓


16歳の歳の差夫婦のお話

“秋の終わりの二週間”


     ↓

16歳で初めて男性と付き合ってから6日以上恋人がいなかったことがない30歳の女性が一年間ひとりでいることを決めてみた

“スターティング・オーバー”




そんなところを読んでます。




どうなの?

昔のガールフレンドやボーイフレンドって。



小説では、はるかと武弘は

「今ならうまくいくかもね」って感じで

お話は終わるんだけど。



ドラマ『昔の男』にハマッてるRちゃんw


見たことあるけど、

富田靖子さんが演じる妻が

怖くてけっこう笑えた記憶があります。




最近移動中に音楽聴かないのは

本のせいです。

街の音も悪くないし、

それくらいが集中できるのだけれど

音漏れしてる人がいると

一番集中できないものですね。