今回の番外編を執筆当時、ラクーア店オープンを控えておりました。
その時の模様を番外編として記載しております
ほぼ原文のまま、掲載いたしますので、よろしくお願いしまーす
ちなみに、前作はこちら
前回お知らせしたように、ラニカイでは現在2号店オープンに向けて、ロミロミセラピストの育成に全スタッフ総力をあげてがんばっております
そこで、前回お伝えしたのが、人材確保・・・ということだったので、その続きというか、ラニカイオープンの話からは、ちょっと横道に逸れますが、『人材育成』というテーマでお届けしたいと思います
そこで、前回お伝えしたのが、人材確保・・・ということだったので、その続きというか、ラニカイオープンの話からは、ちょっと横道に逸れますが、『人材育成』というテーマでお届けしたいと思います
この仕事をやっていく上で、もしかしたら一番大事かもしれない『人材』
“人財”とも言いますね
前回のテーマでもあった、このお店オープン時は、周りのスタッフに恵まれ、そして支えられ、特に努力することもなく(ちょっとはあったかな)、お店をオープンすることができました
・・・ところが
今度の2号店に関しては、そうはいかない
なんたって、部屋数7、営業時間11時~深夜5時、原則年中無休
となると、募集要項にもあったとおり、約30名は必要
あっ、ちなみにおかげ様で30名のスタッフは確保できました。ありがとうございました
とはいうものの・・・。
やっぱり一番問題なのは、技術
今回、2号店出店にあたり、ラニカイのお客様や、友人から特に言われているのが、技術のこと。
やはり、この仕事何だかんだ言っても、技術あってのこと
私の親友(秋田)も、
私の親友(秋田)も、
「お~、すげんでが~(すごいじゃん)んだばってや、(でもさ、)オレ(女性です)もいろいろ受げに行ぐばって(受けに行くけど)、おめ(お前)の技術はやっぱりいいよ~。店大っきぐなって、スタッフ増えでも、技術だげは、落どすなや~。(技術は落とすなよ~)」
…同時通訳終了
そうなんですよね。
技術というのは、一晩徹夜したからといって、また大枚はたいたからといって、おいそれと身につくモンじゃない
クライアントはおひとりおひとり、身体も疲れ方も違う。
そりゃ、手技や順番は、テキスト見て、気合入れれば、一晩で覚えられるかもしれない
でも、ロミロミの技術はそんなもんじゃあないっ
たくさんの時間をかけ、身体、心、そしてハワイと向き合って、手や腕で感じ取って、時間と経験を重ねて体得していくもの
今、毎日毎日新規スタッフも頑張って研修についてきてくれてる。
ロミロミは、お客様に触れている手はどこまでもやさしく、やわらかく、それでいてしっかり圧がかかり、ツボを捉え、痛くなく心地のいい刺激が、寄せては返す波のように身体を覆う
お客様が「う~ん、そこそこ、キク~ッ」と感じたかと思うと、次の瞬間、柔らかな手や腕がオイルで滑りながらやさしく包む・・・気付くと夢の中・・・
これがロミロミの感覚なんですね~
まだ受けたことのない方、伝わったかな?ロミロミの気持ちよさ
そしてもうひとつ。
私たちセラピストは身体が資本
2人3人とお客様に入るたびに、腰が痛い、手首が痛い・・・などと言っていては、話にならない。
だから、身体を守る姿勢や手技をマスターしなければならない
・・・正直言って大変ですよ、これは
これを、今約30人の2号店のスタッフ候補に日々入れ替わり立ち代わり、朝から晩までやってます
みんな、他に仕事を持ちながら、限られた曜日や時間で研修にやってくる。
そして、時間は限られている。技術に妥協は絶対にない
なぜなら、今回の2号店への私の思い。
私は、本当にハワイとロミロミが大好きで、前にも書いた“初めて受けたロミロミの感激”あの衝撃的な“ロミロミとの出会い”・・・
これを、まだロミロミを知らない日本国中の老若男女に伝えたい
そしてハワイの奥深い魅力を感じてもらいたい
そのきっかけが、私たちのロミロミだったら、とてもステキなことだと思う
ロミロミは、施術するセラピストと、受ける側のクライアントがまさに一体になって、ハワイの“マナ”に包まれながら、身も心も本来の自分へと帰っていく
そんな、スピリチュアル性高いトリートメント
でも、私ひとりの力では、なかなか難しい。
人は、ひとりでは成し得ない事も、志を共にする多くのエネルギーが集まれば、不可能なことも可能にしていく力があると思う
その、思いを一緒に達成していく仲間。
それが、このロミロミなんだと思っている
ただ、技術を教える・・・だけでなく、心を伝えてお客様を最高のひと時にご招待できれば、セラピスト冥利につきるというもの
人材育成ってこんなことじゃないかな・・・って、最近思いながら、研修を続けてます
さっ、明日もがんばろ
では、また次号お楽しみに