（一財）絵本未来創造機構認定の

ＥＱ絵本講師　渡辺みさ子です。

2020年2月より、日々感じる思いを、

絵本の紹介とともに、書きつづっています。

№1639　奇跡を起こす奇跡の人

「一歩一歩、本当に自分と向き合って
　登拝させて頂きました。

　途中で、ふっと身体が軽くなり、
　見えない力に応援されているのを感じました。

　歩いている時は、雨も風もなく、穏やかな天気で
　仮眠をとる山小屋に入った途端、豪雨となりました。

　そして、早朝出発の時は、霧も晴れて、
　駿河湾一帯の夜景が見えるほどの素晴らしいお天気。

　何もかもが奇跡の連続でした。
　全ては、神様の流れのままに✨✨✨」

26日早朝、富士山頂から朝日を浴びながら、
ご自身が立ち上げた「50音ことはの学校」の朝会に
ご参加された、はすみちこさん。

別のコミュニティへのラインにも、
上記のご報告がありました。

これまで富士登頂を目指して、
どれほどのトレーニングを積み重ねてきたことか。

この暑い最中、重いリュックを背負い、
滝のような汗を流しながらの訓練。

頑張りすぎて熱中症にもなりかけました。

登山直前には、お母さまのご容態が悪くなり、
断念することも頭を過ったようですが、
すべては神様に委ねることに。

でも、みちこさんの心は決まっていたのです。

それはこの4月に
「富士山頂で“あいうえお50音ことは”と“きみがよ”を歌い、
　光の柱を立てる」お役目を受けとられたからでした。

みちこさんの願望達成は、
私にとっても、希望と勇気を
与えていただくことになりました。

それは去年の秋、
海に沈むような壮絶なご体験をされながらも、
立ち上がる姿をつぶさに見てきたからです。

それも明るく笑いながら、歌いながら。
我が家にお泊りになった時、
お風呂場から歌声が聞こえてきたのには感動でした。

「心に太陽を、唇に歌を実践している人だ！」

はすみちこさんの富士登頂を祝福しながら、
そこに至るまでの物語を思っていました。

先天性の難聴を乗り越えたことも含めて、
まさに奇跡を起こす奇跡の人です。

❤今日の絵本
『しろいおおかみ』
葉祥明/文・絵（佼成出版社）

ぼくは　おおかみ
ゆきのように　しろい　おおかみ
…
ぼくは　はしる！
かみさまが　めいずるままに
ぼくは　はしる！
かみさまの　よろこびのために
ぼくの　うちなる　かみさま
…
ぼくは、一体何のために走りつづけるのか？
雪原を走りつづける白い狼は、自らに問うています。
「白い狼の姿をとおして、自分の存在の意味や
命の目的に思いを馳せ、生命の、生の、
美しさと崇高さを感じ取っていただければ幸いです」
葉祥明（あとがきより抜粋）

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2024年９月１日（日）
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夜　の部　21時～22時10分
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№1639『しろいおおかみ』