（一財）絵本未来創造機構認定の

ＥＱ絵本講師　渡辺みさ子です。

2020年2月より、日々感じる思いを、

絵本の紹介とともに、書きつづっています。

№1450　ドジに光が!

あらまあ！

車椅子のももちゃんから、
またもやプレゼントが届きました。

これで3回目！
私がチョコを送ったので、そのお返しだといいます。

「ももちゃん、
　２回もプレゼントもらってるんやから、
　そんなに気ぃつかわんでもいいのに」

「気ぃつかわんでもいいからではなくて、
　お世話になっているから！」

電話の口調が強くなり、保護者目線。

「そんなに長く生きられないんやから。
　自分の年、考えてよ～。
　自分を大切にしないと！食べてくださいね」

まあ、実の息子や娘からも言われたことがない、
嬉しいことを言ってくれました。

ももちゃんは、私のことを親友だと言ってくれます。

その、親子以上に歳の離れた親友に、
電話の最後に、お願いをされました。

「これからもドジってください。
　ドジしないと、みさ子さんやないから！」

記憶力のよいももちゃんは、
私のラボ時代からのドジをしっかり覚えていて、
笑いネタにしています。

ということは…
ドジはハジではなく、笑いネタの提供？

それなら、ええことやん！

ももちゃんのおかげで、
ドジに光があたりました。

❤今日の絵本
『ぼく、ドジオ。』
さく/いわいとしお（小学館）

ぼくの名前はトシオ。
でもお姉ちゃんたちは、ドジオってよぶ。
ぼくは何をしてもドジだからだ。
ドジのせいで、ころんだり、
ぶつけたり、けがをしたり。
ぼくのドジを心配した
お父さんとお母さんが、
ぼくに自信をつけるために
工作の絵本を買ってくれた。
その絵本がきっかけで…
『100かいだてのいえ』の作者
いわいとしおが描く、
自らの少年時代のストーリー。

わたなべみさこの絵本『おばあちゃんはおじいちゃんがすき』の情報は、こちら

№1450『ぼく、ドジオ。』