ちょっと前になるんですが
映画『この世界の片隅に』観に行ってきました。
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エンタメ色の強い情報番組だけでなく、ニュース・報道番組でも取り上げられるほど今話題になっていて
現在ロングランを更新し続けている映画です。
作品の素晴らしさだけでなく
クラウドファンディングで資金を集め、映画製作のための宣伝費用に当てた
という 新しさ でも話題です。
(気になる方は調べてね♡)



映画を観て
泣きました。


正確には
映画を観たあと、劇場を出て
1人になったら泣けてきました。

劇場サイズの迫力ある映像・音に心揺さぶられて、
とか
主人公の気持ちを思うと悲しくて、
ではなく
「今自分が、毎日を楽しく穏やかに暮らしていることが嬉しくて」
泣けてきました。

家族が、平凡な毎日が好きになる
素敵な映画でした。



*******

わたしは
『君の名は。』の上映前予告でこの作品を知り
内容やスタッフ、キャストなど詳しく調べもせず
「なんとなく良さそう」
というフワッとした状態で観に行きました。


映画の最初、ほんの数秒ですが
スクリーンには
『MAPPA』の文字。



MAPPA…!!!!
なんですって!!!!!
制作MAPPAなのーーーーー!!( ゚-゚)( ゚ロ゚)(( ロ゚)゚((( ロ)~゚ ゚

とこの時点でテンション↑↑↑でした。笑

MAPPAは
アニメ版『進撃のバハムート』や『ユーリ‼︎on ICE』を作った会社ですが
毎週締め切りがあるテレビシリーズでも、初回から最終回まで毎回おもしろく
今の流行りの絵柄、というわけではないけど
どこか新しさを感じる演出。
MAPPAにハズレなし!!!
と思ってます。
(あくまで個人的な感想です。)


制作会社の名前の次に出たのは
メインキャストの皆様の名前。
『のん』
『細谷佳正』
このお二人は、
この映画の絵柄にあう 演技しない自然な演技を得意としていらっしゃるので
すぐ納得できたのですが、
『小野大輔』
と出た時には、
「エエ声すぎて、浮くのでは…」と勝手ながら心配してしまいました。ほんと余計なお世話なんですが…笑

しかし!!!
とても良かったです。
小野大輔さん演じる水原という男性は、
映画内での登場時間はあまり長くないのですが
主人公すずの人生においては
キーパーソンと言っていい人。
水原が放った言葉が、すずの回想シーンで使われることもありました。
そんなシーンで、この絵のような優しいタッチには浮いてしまうくらいの
甘くて上品な低い声が
とてつもない存在感を放っていて
すずの人生を動かす水原の言葉が、より印象的に響きました。

このキャスティングが計算なら
MAPPAスゲーーー!
ですし
偶然ならば、そんな奇跡も起きちゃうくらいの
何か不思議なチカラをもった作品だなぁと思いました。


映画のストーリーに全然触れてませんでしたが
第二次世界大戦、広島に原爆が落ちる その前後の日々を描いた映画です。
戦争がテーマですが、戦争の時代に生きた 家族の日常を描いたほんわかした内容です。
とにかく
すずちゃんが可愛くて
ほっこりします。

1月4日から
立誠シネマで上映が決まったようで
とても嬉しい。

感じたこと全部書き記すとすれば
3日くらいかかりそうなので、このへんで。笑
ぜひご覧ください。