去年から立て続けに次女ちゃんが
通う小学校の保護者の方の訃報を聞いた

12月の終業式の一週間くらい前に
校長先生から連絡があり
「4年生の保護者の方が亡くなりましたので
PTA会費より香典がでますので、会長に連絡しました
会長は行かれますか?一応、家族葬ということなので
校長の私とと担任とで行く予定ですが…」

迷った結果、今回は家族葬ということもあり
遠慮させていただきますと旦那さんは言ったらしい

本来であれば、PTA会長である
旦那さんは出席しなければならないはず
でも、敢えて行かない選択をしたのは

4年生という年齢で母親を亡くす
ご家族の悲しみを考えたら
通夜や葬儀に参列する事が
ご家族の迷惑になるんじゃないかと…

そう思ったのは
ここ数年立て続けに、私の両親や兄、そして
旦那さんの両親を亡くしている
我が家にとっては切実だった

特に、私の母を亡くした時
ある程度の年齢とは言え68歳
まだまだこれからだったし、私自身母を
頼りにしていた…
そんな母が亡くなった時
母の願いは
「葬儀は簡素にして欲しい、本当に悲しむ家族だけで
見送ってほしい…」
と言ったのにも関わらず、父はたくさんの人を
呼んだ
その時に思ったのが家族以上に悲しむ人は居ないってこと
若くして友人を亡くした…などもあるだろうけど
やはり家族が1番悲しい時に
弔問客の相手なんてできやしない
ましてや、頭を下げて回ったり
挨拶をしたり…
どうして、ただ悲しむだけの場所じゃだめなのか?と
心底思いました
今でも思い出せるくらい辛い経験を
ましてや、まだ小学生の子供がどう捉えるか
思っただけで同じ母親として胸が潰れそうになる

その後も立て続けに
今度は一年生の保護者の方が亡くなりました…と
連絡がきた
そちらもお母様だった…

その次も5年生の保護者の方が…
同じ母として、この子達がどうか
学校で嫌な思いをせずに居てくれたら…
悲しみを癒すことなんてできないなら
せめて、この子達が嫌な思いをせずに
皆んなが配慮し合える学校であって欲しいなと
心から願った日でした。
そのために親である私たちができることって
なんだろうと思います。