【冷たい誘惑/乃南アサ】

ずいぶん前に読み終わったのに、書くのすっかり忘れてました。。。

これは、拳銃にまつわる連作短編集です。
出てくる拳銃は同じもので、それがいろいろな人の手に渡って行きます。
家出少女や平凡な主婦や退職した警察官や・・・
その人々にまつわるさまざまな物語が描かれています。

連作短編集って結構好きなんですけど、そういえば乃南さんではめずらしいかな?
私が読んだことがないだけかもしれませんが。

拳銃を手にするなんて普通ではありえなさそうな事なのに、不自然なくつくりものっぽくなく、
いかにも日常生活の中で誰にでも起こりうるちょっとした事件みたいに書いちゃう所が乃南さんらしいです。

普段読むのって文庫やノベルズばかりで、ハードカバーは全くと言っていいほど読まないので、
表紙ってあまり気に止まることがなかったんです。
ハードカバーは材質からデザインからサイズから、とにかくいろいろ装丁にはこだわっていて素敵な本が
たくさんあるってイメージなんですけど、文庫やノベルズって少なくとも材質やサイズは均一だし、デザインも
ハードカバーよりは画一的というか、あまり目を引くものってない気がするんですよね。
もちろん、それなりにこだわりとか工夫はされているんだとは思いますが・・・

でも、この表紙は一瞬みとれました。
すごく綺麗!
ガラスかな?
冷たい感じをイメージしているのかなぁ?


冷たい誘惑:乃南 アサ