先日 息子の学費についてのブログを
書いていたら
パパが亡くなって直ぐ
娘と大喧嘩した事を思い出しました
あの頃の私
突然亡くなったパパの手続きをする毎日に
とても疲れていました
我が家には どのくらいお金があるのか
今後 いくらお金が入るのか
これから私1人で子供たちを育てて行けるのか
あの頃は お金に対する不安が
1番大きかったように思います
そんな時 娘と息子の大学の担当の方が
奨学金と授業料減免の案内用紙を下さいました
私は 受けれる権利が有るのなら
少しの金額であっても頂きたい…と
思っていたら いつも温厚な娘が
『この制度は受けない』と言いました
申請の為の長い作文や 過去の成績表など
細かい手続きが 面倒なのかと思っていたら
娘はそんな事ではなく
『こんなお金貰いたくない
減免される金額分は
私のバイト代で払うから申請しない』
とまで 頑固に言い切りました
娘の気持ちに寄り添えば良かったのですが
その頃の私は お金の心配ばかりしていたので
娘に
『こうなってしまったんだから
甘えれる事は甘えていかないと』と
泣きながら言い返したのを覚えています
私達が泣きながら言い合いをしている横で
息子は自分の大学の申請用紙に
黙々と記入していました
その後 娘は私の話に納得しないまま
申請用紙を提出して 無事審査も通り
頂ける事になりましたが
それは 自分たちのお金だからねと伝えて
本人に任せていたので
いくら入金されたか 聞いていませんが
(本人名義の口座入金が決まりなので)
約1年後 大学を卒業した娘が
『今まで入金されたお金を
銀行でまとめて定期預金にしてきたよ』と
明るい声で 報告してくれました
娘は パパが亡くなった事で貰うこのお金は
要らなかったし
手も付けたくなかったんだと
あの時の娘の気持ちが 1年後理解出来ました
パパが亡くなった直後 本当に私
悲しみと不安とで 冷静では無かったなぁ
今 あの頃の娘と同じように
息子の口座に入り続けているお金は
果たして残っているのでしょうか