気付けばこのブログは、食べ物のこと、それも魚に関することが多くなっています。
 

私の書くようなことぐらい、普段から料理をしている人なら「何を今更そんな当たり前のことを。」と感じるだろうと思います。
何しろ私はしばらく前まで全くと言っていいほど料理には携わっていませんでした。
それが、4年くらい前から急に料理を、それも特に魚料理を、毎週のようにするようになりました。
時間的に週末しかできませんし、始めてからもまだ間もないですから、今でも色々と新鮮に感じることがあります。
熟練者から見れば初歩的なことなのだろうと思いながらも、思ったこと感じたことを、多分に自己満足として、書いてしまうところがあるわけです。

そして、再びトビウオのなめろうの話です。

先週末もまた、作ってしまいました。3尾買って、2尾はなめろう、1尾はお刺身です。



この写真だと大きさが分かりませんが、30cmくらいあります。

それにしても、大きな目です。

トビウオは、なぜ飛ぶようになったのか。
外敵(捕食者)に追われた時に逃げるため、というのが定説です。確かに、水の外に飛び出して10mも20mも先まで飛ばれてしまっては、その姿を水中から追跡するのはとても無理だろうと思います。
そんな優れた能力を持っているなら、もっと種や個体数が増えていてもいいのでは、という気がしました。
しかし、海の中の捕食者(より大型の魚類や海生哺乳類)からは逃れることができても、海から飛び出した時は別の敵に狙われるようです。カツオドリ等の海鳥が、滑空中のトビウオに向かって急降下して、見事に捕えてしまうことが多いようです。

なかなか難しいものです。