毎回、このブログではどうでもいいことを書いています。

今日はアサリについてです。
5月から6月は、アサリの旬です。

 


アサリを買ったらオーソドックスにお味噌汁にすることが多いですが、世にあまたあるお味噌汁の中でも、アサリのお味噌汁は最高の部類に属すると考えています。
一体このお出汁の味は、何なのでしょう。私のような素人が作っても、ただそこにアサリがいてくれるだけで、最高の美味しさに出来上がります。
 

酒蒸しにすることもあります。フライパンで加熱したオリーブオイルにアサリたちを投じ、ちゃんと開くかどうかしばらく見ていると、本当に申し訳ない気持ちになります。このフライパンの上は灼熱地獄のはずで、人間だったら早々に息絶えていると思うのですが、アサリたちはかなり長い間口を閉じたままです。最初から死んでいる貝なのか?と心配になります。それが、かなりの時間が経ってから、パカ、パカと開き始め、ああ、これまでこの灼熱地獄の中を耐えていたのか、と毎回驚嘆します。

私は何と残酷なことをしているのだろう、と痛感します。

 

 

ここまで育ってきた彼ら・彼女らの命に報いるためにも、食べ物を粗末にしてはいけないと心に刻みます。