前主将のFL野中翔平「足らないところがあった」 1、2部入替戦/リーグワン

 

 

 

サンケイスポーツ

前半9分、相手防御を突き破り、先制トライを決める花園SHウィル・ゲニア=30日、三重交通Gスポーツの杜鈴鹿(撮影・月僧正弥)

 

ラグビー・リーグワン1部/2部入替戦(30日、花園19-29三重、三重交通Gスポーツの杜鈴鹿)2試合制の第2戦が行われ、花園(2部)は三重(1部)に敗れて2連敗となり、勝ち点合計1-8で降格から1年での1部昇格はならなかった。 花園は第1戦は3点をリードしていた終了間際のラストワンプレーから痛恨のトライを奪われ、25-29で逆転負け。1部昇格のためには、この試合は5点差以上の勝利が条件だった。 そんな追い込まれた状況の中、前半9分に敵陣ゴール前の連続攻撃からSHウィル・ゲニアが相手を防御を突き破り、先制トライ。さらにWTB木村朋也のトライなどを加え、前半を14-10とリードして折り返したが、後半3分、5分と連続トライを奪われ、逆転され、リードを広げられると、最後は35分にもトライを追加され、力尽きた。

 相手が前半36分と後半13分の2度、不正なプレーや危険なプレーで一時退場者を出してい数的有利な時間帯を生かせなかったのも響いた。 今季の2部降格が決まった昨季の主将を務めたFL野中翔平は「1年での1部復帰を目指してやってきた。良いところもあったが、それ以上に足らなかったところがあった。流れは来ていたが、単純なミスでつかみ切れなかった」と唇をかみ、向井昭吾ヘッドコーチは「力の差はそうはないが、得点はこのようになってしまった。もう一段レベルアップし、1部昇格を目指してチャレンジしていきたい」と奮起を誓った。

 また、2019年度に加入して以来、チームの中心として引っ張ってきたオーストラリア代表キャップ110のSHゲニア、同76のSOクウェイド・クーパーのHB団はこの試合を最後に退団する。 

今後については37歳の2人はともに明言しなかったが、ゲニアは「まだまだプレーがしたい。ラグビーが好きだから」と現役続行に意欲。クーパーは「きょうが最後のゲームになるかもしれない」と引退の可能性も示唆した。