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かわいすぎる48歳「内田有紀」 29年前の「とんがりビキニ」から“恐ろしいほど変わらない”魅力

 

 

 

かわいすぎる48歳「内田有紀」 29年前の「とんがりビキニ」から“恐ろしいほど変わらない”魅力© AERA dot. 提供

 

 5月29日、プロ野球の始球式に29年ぶりに登場し、ネット上で「笑顔がかわいすぎる!」と絶賛された俳優の内田有紀(48)。内田は明治神宮野球場で行われたヤクルト対ロッテの交流戦に、ヤクルトの水色を基調とした「2024CREWユニホーム」を着て登場。始球式では、きれいなフォームで投球したのち、満面の笑みで観客にあいさつをした。当日、内田は「年齢を重ねても始球式にお声がけいただいたので、感謝の気持ちを込めてマウンドに上がりました」と謙虚にコメントしたが、ネット上では「48歳なんてウソでしょ? かわいすぎる!」「全盛期の頃より若々しくない? 内田有紀の魅力を再認識させられたわ」といった賛辞が相次ぎ、“大バズり”状態となった。スポーツ紙記者はこう振り返る。

「美容への必死さが垣間見えるような“美魔女”的な美しさではなく、内田さんの飾りっけのないヘルシーなキュートさが人々に衝撃を与えたようです。しかも、彼女は選手や審判、球団マスコットの『つば九郎』への気配りも完璧で、関係者たちもメロメロになっていましたよ」

 この始球式の様子があまりにもバズったため、29年前に登場した始球式での奇抜なコスチュームが注目されるという“珍事”も起こった。

 

かわいすぎる48歳「内田有紀」 29年前の「とんがりビキニ」から“恐ろしいほど変わらない”魅力

かわいすぎる48歳「内田有紀」 29年前の「とんがりビキニ」から“恐ろしいほど変わらない”魅力© AERA dot. 提供

■「すごい衣装着させられてるな」

 1995年4月7日に行われた巨人対ヤクルト戦(東京ドーム)の始球式。当時、内田はビキニタイプのコスチュームに丈の短い透明のジャケット、ニーハイソックスという特徴的なスタイリングで登場。円すい状のビキニトップスは両胸の先端がとがっており、レディー・ガガの衣装を彷彿とさせるようなものだった。

 まさに“全盛期”だからこそ突き抜けていた内田の姿を見て、SNSでは「すごい衣装着させられてるな」「内田有紀ってこういう感じで売ってたの!?」と驚きの声も上がっていた。

「1992年、17歳のときに『その時、ハートは盗まれた』で俳優デビューした内田さんは、翌年のユニチカ水着キャンペーンモデルや『フジテレビビジュアルクイーン』に選ばれ、グラビアの仕事が増加しました。さらに94年には広瀬香美さんや筒美京平さんらが手掛けた楽曲『TENCAを取ろう! ―内田の野望―』で歌手デビューを果たします。彼女が東京ドームで始球式を行った時期は、ちょうど小室哲哉さんがプロデュースした3枚目のシングル曲『Only You』発売前のプロモーション中でした」(前出の記者)

 数々のCMに出演し、トップアイドルとして活躍した内田だが、2000年に「演技の勉強をやり直したい」との思いから劇作家の故つかこうへい氏主宰の劇団に入団。

 しかし、02年に芸能界を一時引退し、同年にフジテレビ系ドラマ「北の国から 2002遺言」で共演した俳優の吉岡秀隆(53)と結婚。そして、05年に30歳で離婚すると、「自分の居場所を見つけたい」と芸能界に復帰した。

かわいすぎる48歳「内田有紀」 29年前の「とんがりビキニ」から“恐ろしいほど変わらない”魅力

かわいすぎる48歳「内田有紀」 29年前の「とんがりビキニ」から“恐ろしいほど変わらない”魅力© AERA dot. 提供

■私生活では「マネジャー兼パートナー」の存在も

 離婚後、プライベートでは人気俳優と交際。その後、俳優は引退して内田のマネジャーに転身したと報道された。このことは22年放送のバラエティー番組「A-Studio+」(TBS系)で名前を伏せたうえで公表され、現在も公私ともに支え合うパートナーとして関係が続いているようだ。

 芸能評論家の三杉武氏は、内田についてこう話す。

「内田さんといえば、若い頃はショートヘアに整った目鼻立ち、明るく健康的なイメージでフレッシュな魅力を放ち、90年代にはアイドル的な人気を集めました。年を重ねても美貌はそのままに柔らかい雰囲気が増した印象で、昨年には『クラリーノ美脚大賞』のオーバーフォーティー部門を受賞したりとプロポーションの良さも健在です。また、演技力にも定評があり、復帰後にも数多くのドラマや映画、舞台で存在感を放っています」

 

 内田が長年活躍を続ける理由のひとつに、三杉氏は彼女の「真面目さ」を挙げる。

「かつて『北区つかこうへい劇団』に入団したことは広く知られていますが、その後もドラマ『最後から二番目の恋』に出演した際、自らの意思で演技コーチに付いてもらい、台本の解釈の仕方や役作りの方向性などを相談しながら役に向き合ったりしたといいます。俳優として現状維持に甘んじることなく、常に進化を求め続ける姿勢、またその陰にある努力が息の長い活躍を支えているのでしょう」

 放送中のNHKドラマ「燕は戻ってこない」では、代理母出産という選択肢を受け入れる妻、という難しい役を好演している内田。俳優としてはもちろん、アラフィフ女性のあこがれとしてもますます注目されそうだ。

(小林保子)

 

 

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