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朝ドラ「ブギウギ」新進気鋭の若手歌手・アユミ(吉柳咲良)は憧れの大和(蒼井優)の娘 「とんでもない因縁」「もっと違う形で再会したかった」と驚愕

 

 

 

丸の内テレビの廊下で、スズ子と話す水城アユミ(吉柳咲良)(C)NHK© iza

 

NHK連続テレビ小説「ブギウギ」の第117話が18日、放送され、主人公・福来スズ子(趣里)のライバルとして登場した若手歌手・水城アユミ(吉柳咲良)が、スズ子の梅丸少女歌劇団(USK)時代のあこがれの先輩・大和礼子(蒼井優)の娘と分かり、視聴者から多くの驚きの声が寄せられた。

戦後の大スターで「ブギの女王」として人気を博した歌手、笠置シヅ子さんをモデルに、趣里演じる福来スズ子が多くの困難を乗り越えて歌手の道を突き進み、人々に勇気と希望を与えていく姿を描く朝ドラ「ブギウギ」。この日から第25週「ズキズキするわ」(第117~121話)が放送され、「東京ブギウギ」の大ヒットから9年が経過した昭和31年(1956年)。雑誌に「これからは水城アユミの時代! 福来スズ子のブギはもう終わり」と大々的な記事が出て、ブギは飽きた、福来スズ子と恩師で作曲家・羽鳥善一(草なぎ剛)の時代は古いと書かれてしまう。マネージャーの柴本タケシ(三浦りょう太)は憤慨するが、スズ子は相手にしようとしない。

左から、柴本タケシ(三浦りょう太)、福来スズ子(趣里)、水城アユミ(吉柳咲良)。丸の内テレビの廊下で、水城アユミと話すスズ子(C)NHK

左から、柴本タケシ(三浦りょう太)、福来スズ子(趣里)、水城アユミ(吉柳咲良)。丸の内テレビの廊下で、水城アユミと話すスズ子(C)NHK© iza

 

そんなある日、打ち合わせで丸の内テレビジョンを訪れる。プロデューサーの代々木勇(遠山俊也)から年末の「オールスター男女歌合戦」のトリを歌うオファーを受けるが、スズ子の前でアユミを歌わせたいと聞かされる。怒りが収まらないタケシとスズ子がロビーで会話していると、ある男性がスズ子に声をかけた。

その男性はUSKでピアノの演奏者だった股野義夫(森永悠希)。亡くなったスズ子のあこがれの先輩、礼子の夫で、18年ぶりの再会に思い出話に花が咲いた。スズ子は「股野はんは、今どうしてはるんでっか? こんなとこで」と尋ねると、マネージャー業をしているという股野。誰を担当しているかを聞いたスズ子に股野が「実は…」とばつが悪そうに話し始めると「お父さん」と呼ぶ声が聞こえ、やってきたのは新進気鋭の若手歌手・アユミだった。衝撃の事実に絶句するスズ子。