体操 リオ&東京五輪代表の杉原愛子が新たなサークルを立ち上げ「体操の魅力を積極的に発信したい」

 

 

 

 

デイリースポーツ

 

 女子体操サークル「Jts」を披露した杉原愛子(左から2人目)。左から高原菜心、杉原、佐藤美結、久保田麗音。

 

 体操女子でリオデジャネイロ、東京五輪代表の杉原愛子(24)が17日、大阪市内で記者会見を行い、新たな女子体操サークル「Jts」を立ち上げたことを発表。高原菜心(16)、佐藤美結(15)、久保田麗音(15)の初期メンバーを披露した。

 

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21年東京五輪のあと一度は競技生活にひと区切りをつけたが、指導者、審判、リポーターなどを経験して、改めて体操の魅力を再認識。昨年6月の全日本種目別で1年ぶりに現役復帰、現在はパリ五輪出場を目指している。トップ選手として活動しながら、体操をもっと知ってもらいたい、魅力を伝えたいという思いからサークルを立ち上げることを決意。所属や年齢の垣根をこえて若い世代に声をかけ、3人のメンバーが集まり、今後は4人でさまざまなイベントを行っていくという。  

活動の根幹には①体操の魅力を広く発信する②選手の経済サポート③アカデミックプログラムによるスキルアップの3点を挙げた。特に情報発信はSNS、インスタ、X、ブログ、TikTokなどをフル活用して積極的に体操の魅力を伝えていく。「もっと体操をメジャーなスポーツにしたい。今年は五輪イヤーでもあるし、このタイミングでサークルを披露することで、もっと多くの人に知ってもらいたい」と意欲を示した。

 

6~9月には「Cheerz」というグループをつくって情報を発信する。「体操の魅力を広めたいし、Jtsからオリンピックに出場する選手が出てきてほしい。私もパリ五輪を目指しながら、体操をもっとメジャーにしたい思いで情報を発信していきたい。多様性の時代なので、この二つをしっかり両立させたい」と力を込めた。