東福岡高出身 京産大1年SHがラグビー日本代表候補合宿に追加招集 連絡は前日朝「選手はテレビの中の存在ばかり」

 

 

 

 

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パスを出す高木城治(撮影・星野楽)

 

 男子15人制ラグビー日本代表候補合宿が6日、福岡市の「JAPAN BASE」で行われた。9年ぶりに日本代表に復帰したエディー・ジョーンズヘッドコーチ(HC)のもとで初となる代表候補合宿には34人が参加。地元東福岡高出身で京産大1年のSH高木城治=福岡市出身=は、追加招集で初の日本代表候補入りを果たした。

 

 高木が追加招集の知らせを受けたのは前日5日の朝だった。「大学(京産大)の監督から連絡をもらいました」。ちょうど滞在中だった同市内の実家から急きょ駆けつけて参加。初練習は約1時間、ゲーム形式で行われ「選手はテレビの中の存在ばかり。体の大きさが全然違うし、スピード感など自分が経験したことのないラグビーを体験することができました」と声を弾ませた。

 

 小学校入学前に「かしいヤングラガーズ」でラグビーを始めた。小中学生の頃にプレーした思い出深いグラウンドだ。「日本代表候補という立場でこのグラウンドでラグビーできたことをうれしく思います」と感慨深げに話す。  

昨年1月に全国高校ラグビー大会で東福岡高のSHとして全国優勝を経験した19歳。今回の合宿メンバーの中で最年少だが「そこは年齢に関係なくいきたいです」と最終日の7日も若き司令塔として猛アピールしていく。

    (前田泰子