「光る君へ」初回視聴率12・7% 63年以降で歴代ワースト…吉高由里子主演のNHK大河ドラマ

 

 

スポーツ報知

 女優・吉高由里子(33が主演で平安時代を生きた紫式部を演じるNHK大河ドラマ「光る君へ

 

(日曜・午後8時)が7日にスタートし、初回の世帯平均視聴率が12・7%となったことが9日、分かった。(数字は関東地区、ビデオリサーチ調べ)  1963年「花の生涯」からの大河ドラマの初回世帯平均視聴率としては歴代最低の数字となった。前作「どうする家康」の15・4%、22年「鎌倉殿の13人」の17・3%を下回り、3作連続で20%の大台に届かなかった。

 

21年「青天を衝け」は初回20・0%を記録している。  96年「ふたりっ子」(NHK連続テレビ小説)、10年「セカンドバージン」(NHK)などを手がけた大石静氏が脚本を担当。大石氏は06年「功名が辻」に続き2回目の大河となる。物語は平安時代を舞台に、世界最古の長編小説とされる「源氏物語」を生み出した紫式部の生涯を描く。

 

紫式部が心を寄せる藤原道長役を務めるのは俳優の柄本佑。道長は源氏物語の主人公・光源氏のモデルともされており、ドラマでは紫式部と幼なじみのような関係で愛し合い、時にぶつかり合う姿が描かれる。  第1話は「約束の月」。平安中期、京に生を受けた少女まひろ(落井実結子)、のちの紫式部。父・藤原為時(岸谷五朗)の政治的な立場は低く、母・ちやは(国仲涼子)とつつましい暮らしをしている。ある日まひろは、三郎(木村皐誠)という少年と出会い、互いに素性を隠しながらも打ち解けあう。再び会う約束を交わす二人だったが…という展開だった。  

 

◆過去10年の大河ドラマ初回視聴率  

▼2023年 どうする家康 15・4  

▼22年 鎌倉殿の13人 17・3  

▼21年 青天を衝け 20・0  

▼20年 麒麟がくる 19・1  

▼19年 いだてん~東京オリムピック噺~ 15・5  

▼18年 西郷どん 15・4  

▼17年 おんな城主直虎 16・9  

▼16年 真田丸 19・9  

▼15年 花燃ゆ 16・7  

▼14年 軍師官兵衛 18・9  

▼13年 八重の桜 21・4