「遭難者は一人も出たことがない」日本一低い山で山開き…源義経も近くを進軍
「日本一低い自然の山」とされる徳島市方上(かたのかみ)町の弁天山で1日、山開きのイベントが行われた。
NPO法人「弁天山保存会」が弁天山をアピールするため、標高の6.1メートルにちなんで毎年この日に実施している。
21回目の今回は、山下釈道理事長が「行方不明者や遭難者が一人も出たことがなく、安心安全で験担ぎができる山」とあいさつ。
テープカットの後、観光ツアー客ら約15人が新緑に覆われた麓の鳥居からコンクリートの階段を上り、1分もかからないうちに山頂の神社まで登頂した。
参加した徳島県阿南市の男性(79)は「いい思い出になった。(源平合戦でこの付近を進軍した)源義経の話をもっとPRしてほしい」と話していた。