八甲田山-05/30 | カヌーイストなラガーマン

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旅行記
以上を徒然なるままに書いています。

天気:晴れ時々曇り

メンバー:ソロ
酸ヶ湯温泉上部駐車場06:00~酸ヶ湯温泉上部駐車場10:15(八甲田大岳〜毛無岱周回)
 
 
前日に岩手から青森の十和田入りしてホテル泊。
 
早朝4時半過ぎにホテルを出発して、八甲田山方面へ。
 
 
5時半に駐車場に到着。この日は晴れてるので絶好の登山日和かも。
 
午後から奥入瀬渓流を歩きたいので、そそくさと登山開始。
 
それにしても 硫黄臭たっぷりします。
 
温泉にゆっくりと浸かりたいもんです。
 
 
またこの日も孤独な登山かと思ったけど、後方から熊鈴の音が聞こえるので
 
他にもいそうです。
 
平日にビミョーな天気だとホッとしますね。
 
天候よりも。。。。クマが気になるので、
 
なるべく人が多くて賑やかな雰囲気だと逃げていってくれそうなので安心です。
 
 
ところどころ残雪がありますが、さほど気にならない程度です。
 
安全が保障されるなら靴なんてビショビショでもいいですわ。
 
 
麓の駐車場では快晴でしたが。。。。。だんだん怪しくなってきました。
 
 
これ、誘導してくれてるものと思ったら ココ先はダメよ ってことなんですね。
 
この日はところどころで道を間違えてしまいました。
 
雪が積もっていると余計にわかりづらいですね。
 
 
そして。。。ここ。。。
 
丁寧に歩かないと右方向に落下してしまいそう。
 
 
硫黄臭たっぷりです。
 
 
そこら辺掘って天然温泉が簡単にできそう。
 
下山したらお風呂入ろう。
 
 
硫黄区間を抜けると木道が。
 
 
と、思いきや3mくらいの雪壁が。。。これどこを歩くねん?
 
正解は斜面を登るようでした。
 
真ん中の雪と土の境目を歩いていたら、ズボッと川にはまってしまった。
 
 
そして、木道。 ホッとしますね。
 
この辺りは仙人岱と言って、以前は湿原だったらしい。
 
登山者の歩くことによって踏み荒らされて消失したらしい。
 
 
仙人岱を抜けると雪渓ゾーンでした。
 
 
なんていうか。。。広いわー。 小高くなっているところを目指して行進。
 
アイゼン装着せずにザックザック歩きます。
 
 
後方から他の登山者2名が登ってきました。
 
いやー、心強いわー。
 
諦めてアイゼン装着している間に、先に登っていきました。
 
気さくな方々で少し話ができてホッとしました。
 
それぞれ単独行のようです。
 
平日は単独の方が多いですね。
 
 
アイゼン装着したものの、すぐ脇に入れば整備された登山道でした。
 
ん。。。ガスってますね。
 
 
山頂手前の鏡沼。
 
この小さな池は、 それこそ小さなカルデラ湖らしい。
 
ここでも先行するお二方と軽くトーク。
 
山頂までの15分くらいまで、3人の熊鈴がチリンチリンと賑やかでした。
 
もうちょっとで山頂だぞー、元気出していこー、 みたいな感じのメロディ。
 
 
 
8時に山頂到着。
 
期待は既にしてなかったけど、景色は望めませんでした。
 
 
お二人の勇者に感謝して先に下山。
 
 
下に降りるにつれて、視界が良好に。
 
 
雪渓歩きも滑るように降りれるので楽ちんです。
 
 
避難小屋まで降りてきました。
 
 
井戸岳や赤倉岳への寄り道も考えましたが、
 
 
この日は真っ直ぐ下山。
 
 
ここから先ですが。。。。
 
残雪が残る下山道となり、道がわかりづらかった。
 
何箇所かで、おかしいと思い引き返すことが多かったです。
 
 
元々のGPXデータも正確じゃなかったので、周囲のピンクリボンが役に立ちました。
 
ただ。。。発見しにくいのもありましたが。。。
 
 
そんな迷いそうな区間を抜けると、毛無岱湿原です。
 
遠くには津軽平野。その向こうには雲で覆われているけど岩木山が。
 
景色サイコーです。
 
 
ここ。。。
 
 
むちゃくちゃいいです。
 
 
八甲田山は雪がよく積もり、
 
さらに雪解け水が窪地に長く停滞することで湿地や沼ができるらしい。
 
そのせいで湿原植物が生育するそうな。
 
 
長い木道階段を降りると、水芭蕉の群生地に。
 
たまりません。
 
 
ここから先も残雪はありますが、比較的迷いそうな箇所はありませんでした。
 
 
樹林帯を抜けると、
 
 
酸ヶ湯温泉まで戻ってきました。
 
奥入瀬渓流から戻ったら入ることに。
 
 
麓に戻ると、めっちゃ晴れています。
 
 
それにしても硫黄臭たっぷりするところでした。
 
 
ええ山登りでした。