中山-07/30 | カヌーイストなラガーマン

カヌーイストなラガーマン

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旅行記
以上を徒然なるままに書いています。

天気:晴れ
メンバー:KAZUYOさん、アッキー、難波こぶしの会

中山観音駅9:00~清荒神駅14:30

 


当初は、こぶしの会の会報のランクで「s」の百丈岩に向かうはずが、

豪雨のため河川が増水し福知山線自体が運休を見合わせており、

また川沿いの登山道で足場の悪いと思われる百丈岳を避け、中山さんの山行となりました。

子連れの私の為に比較的易しい登山としていただきました。

あざっす。

 さて、阪急中山観音駅を9時に降り立ち、中山寺までの参道を進みます。
 


仁王門をくぐり境内に入ると、
 


本堂の側には蓮の花がつぼみのままだったり、

きれいに咲いていたりと、この暑い時期に見ていると清々しい気持ちになれました。
 


ちなみに、この中山寺は西国三十三ヶ所巡礼所の24番札所であり安産祈願で有名な寺院です。

まあ既に3人の子宝に恵まれた私には縁がなくなりましたわー。

中山寺本堂から夫婦岩を経て山頂にいくルートを北上いたします。
 


途中で小さなカマキリをみつけてもらい、アッキーさんは楽しそうです。
 

 

うだるような暑さの中、しかも足場の悪い登山道なのでこまめに休憩をいれます。

滝のように汗がでてくるので、持参してきた水筒のお茶が喉を潤してくれ、

いくらでも飲めてしまいます。
 

 
山頂まで1キロ手前では、より狭い登山道を昇ります。

もはや我が子を気づかう余裕は消滅しております。

元気な子でよかったなあと、この時ばかりはつくづく思ったものです。
 


いただいたキウィがたまらん
 



11:30に山頂に到着。 山の高さがいくらであろうと、

昇りきった充実感と安堵感は格別なものがあります。
 


また山頂での食事はたまりませんね。
 



下山ルートは、中山寺奥之院を経て阪急清荒神駅へと向かうルートです。

途中で恒例の「しきみ採り」
 


奥之院には13時前に到着。
 


 奥之院本堂に向って左手に「お願い石(心願成就)」という石が祀られています。

奥之院までの道中で奇麗な小石を見つけ、そしてここに流れ出ている「大悲水」で洗い清め、

その清めた小石をお守りとして持参しておくと願いが叶うと言われ、

女性信者中心に伝承されてきたそうです。

この近辺の山々が龍神様に守られており、

その山々から「大悲水」へとつながる水脈があるからだそうです。

また、およそ1700年前に流行った病を治癒したとも言われ、大変功徳のある清水だそうです。
 


 そんな功徳のある水よりも、アッキーさんの気を引いたのは、

横に掲げられた「毒ヘビ注意」の看板です。

マムシやヤマカガシに気をつけて下さいとのことですが、看板に描かれていたヘビの絵に

釘付けになっておりましたわ。

水場にヘビが生息するというのは、リバースポーツをやっている者としては基本的な知識ですが、

虫や生き物に興味津津の5歳児にはたまらないようでした。

14:30に阪急清荒神駅に到着して解散となりました。
 


よもや5歳の子供に体力面で既に追いつかれているとは思いもしませんでした。

頼もしさを感じると同時に、一抹の寂しさも感じてしまいした。

なので、5歳児らしく眠りこけてくれるとかわいらしいもんですわ。

登山道を10キロ以上も踏破したもんねー。

この日も カズヨさんはじめ皆様には大変かわいがってもらいました。

娘も息子も 山が好きになったのは皆様のおかげです。

心配なのは 父親の私の体力だけですわ…
 


※ 同じ日に伊丹の小学生達がヤマカガシを捕獲し、

その際に一児童が噛まれて意識不明の重体になったようです。

幸い血清を打ったのでその後は無事に過ごされているそうです。

血液に入った場合の毒は、ハブの8倍、マムシの4倍と言われ、

日本に生息する毒ヘビとしては最も強いらしいです。

おとなしい性格のヘビで、

毒牙は奥歯にあるので噛まれて比較的傷は浅い場合が多いらしいですが、

皆さんもくれぐれも気をつけて下さい。

 

 

初めて捕まえたカブトムシには大興奮してましたー。