こんにちは✨😃❗
伝統文化芸術研究会・精神病理学心理学会に所属
文章表現家
児童心理学研究者兼児童・家族療法心理カウンセラー
経営コンサルタント
アート作家・脚本家
学芸員をしている
中條みさきです🎵

今日はこんな話をしようか

「2年ぶりのフィールドワーク」


4月5日のこと
カフェの経営をスタッフに任せ、
私はこの4月で7年目を迎える子ども討論会のため、
2年ぶりのフィールドワークとして、
『大学と高校生の部』の14人中11名と、『中学と小学生の部』の8人中6名、
計17名の子どもたちと共に高野山へ参拝してきたんだ。

どうして、高野山かというとね、
高野山への行き先などの企画は、
大学生の子たちに決めてもらったからなんだ。

その理由は、
彼ら彼女らが将来、新社会人となり、仕事をする上で、
上司などから企画の発案などを求められた際、
それで病まない(悩まないように)、
今から訓練してほしいという老婆心が働いたからなんだ…。

そして、
企画だけでなく、嫌みな私は、
その目的やメリット、デメリット等も含め、プレゼン力も身に付けてほしく、
4チームに分け、土曜日からチームごとのプレゼン発表をしてもらい、
その中の1チームの案を選ばせて頂いたんだ。

選ばれなかったチームの子の中にはね、
悔しそうな顔をしている子もいたんだけど、
社会人だとそんなことは日常茶飯事であるため、フォローは入れど、
選ばれたチームの補佐をしてもらうようにお願いしたんだ。


そんこんなで、
高野山へきたものの、この時期、全員での行動はあれでしょ?

だから、
高野山駅で点呼してから、4班に分かれ、各班、大学生の子を中心に、
下の学年の子たちを牽引してもらったんだ。

しかし、
今年度の小学生の子どもの中に、てんかん発作があるため、
車椅子に乗っている子もいて、
『大学生の子だけに任せるのは心配です』という、
付き添いできたお母さんの意見を聞いて、
介護歴12年で、実務者の資格と車椅子含め、
ガイドヘルパーの経験がある私が、その子の班に入らせて頂いて、
お母さんには普段の育児の疲れなどを癒してほしく、
息抜きとして、集合時間まで、自由に行動して貰ったんだ。


すると、
その子が、『奥の院へ行きたい』と言い、
大学生の子も行きたいというので、
あのガタガタ道の中、私はそっと車椅子を押すことになってね、
脳が揺れるところに自ら飛び込むとは、何てロックなんだって思ったよ。

だから、
その子は、次回からロッカーと呼ぶことにしてね(笑)

とはいえ、
歴史が好きで、色んな武将のお墓があるのがうれしいようで、
楽しんでいたから、私としても嬉しかったな。

それと、
年齢が違い、県や地域も違う子どもたちが、共になり、
人見知りや、社会不安障がい(対人恐怖症)、不登校、ひかこもりなどなど、
様々な理由から、人との接触を断ち、
コミュニケーションが苦手になってしまった者同士が、
さらにいえば、この日、初めて会い、話したこともない者同士が、
互いの距離感などを気にしながらも、共同で移動し、
行きたい場所などの意見交換をして決めている姿というのは、
なんとも応援したくなるわけで、、、

本人たちからすれば勇気を出して頑張っているのだから、
きっとこの経験は、彼ら彼女らにとって、
自信に繋がり、頑張れた体験として、思い出となるのではないかと、
思う今日この頃…。

まぁ、集合時間になり、再び高野山駅で集まり、
ワイワイ楽しそうにしている彼ら彼女らに、
今日の経験・体験を400時詰めレポート3枚にまとめ、提出してねというと、
さっきまでのワイワイとは一転して、
ブーブー言われたのが、面白かったよ(笑)