里の秋 養老渓谷 2022.10.21 | 田舎暮らし|房総族・多娯作のブログ@いすみ市

里の秋 養老渓谷 2022.10.21

ヨタ夫婦 養老渓谷で 2022.10.21

 

大多喜の町から 養老渓谷方面へ車を走らせ 

あっちこっち徘徊 ここは老川の十字路

 

 

 このあたり 紅葉するのはまだまだ先のこと 

それは承知の上 期待してないね

ここでは清流と 古生代の地層を見物

 

 

数少ない名所旧跡のひとつ  水月寺に 「ご挨拶」

 

 

 

人気(ひとけ)のない 農道を歩いていたら 農家の

おばあさんが草を刈っていた 

 

挨拶して話をしたら 何やら農産物を少しだけ並べ

 販売しているらしい 柿も並んでる・・・

 

 

「良かった 帰りには 柿を買っていこうと思ってたから

 こちらで買わせてもらうよ・・・」

「あら嬉しいよ 今日は未だ ひとつも売れて

ないんですよ 嬉しいよ・・・」

小銭がなかったので 千円札をお渡しして

「これで 買えるだけちょーだいね・・・」

 

 

恐らく 庭に実ったのであろう

小さな柿も買わせてもらった おばあちゃんは言う

 「柿はね 猿にみんな かじられてしまうんですよ・・・」

そうだよね このあたり 猿も イノシシも

 いっぱいいるからね 運転中に よく出会うからね・・・

 

 

更に おばあちゃん 喜んでこんなことを

「この梅干しはね 私が作ったんですよ 食べてね

唐辛子はね こうやっておくと いいんだよ・・・・・・」

 我が奥方 「部屋に飾っておくのも 面白いわね・・・」

 

「おばちゃん アリガトウね お元気でね

 またいつか 遊びに来るからね・・・」

 

 

いすみ市に住み着いた20数年前 秋になって柿の実が庭先や 道路端に実っているけど 多くの実は そのまま冬になっても 収穫しないのが不思議でした・・・

同様に梅の実や 夏ミカンのような柑橘系も 実ったままで 夏近くなっても そのまま実っている木がたくさん・・・

 

都会の人から見たら 「もったいない? 何故だろう?」

そんなふうに思えるシーンに たびたび出会います

 

おそらく 自分たちが食べる数だけ有ればそれでよし

残りは 鳥たちの食べ物になるから それで良し

そんなところでしょうかね・・・ 里は秋です・・・