通い続けて40年以上になる志摩観光ホテル

 

「火を通して新鮮 形を変えて自然」というこちらのポリシーは

本当に素晴らしく、

歴代のシェフが腕をふるってくださるのを楽しみにしています。

 

この日の始まりは

ドンペリニオン ロゼ 2003  で。

 

通称 「ピンドン」

高級キャバ嬢が喜びそうなキャピキャピしたお酒かと思いきや

20年ものだと泡は穏やかになり

その分ワインの味がしっかり楽しめます。

 

発泡のさわやかさと

落ち着いた深みのある果実味とコク

というなかなか得がたい

まるで熟年になった二刀流大谷のような

スケールの大きいシャンパンです。

 

 

お料理は

 

安乗ふぐのアミューズ

トマトと蟹ファルシ

鮑のクリームスープ ラメール風

伊勢エビのトマトソース

薔薇のソルベ

鹿肉のコットレット

伊勢茶のムースとイチゴのソルベ

お茶菓子4種(カヌレ、杏のパート・ド・フュルイ、イチゴのギモーヴ 伊勢茶のケーキ)

 

樋口シェフは

定番を繰り返すだけでなく

最近は地産地消を意識されているのが伝わってきます。

 

最高の食材をどれだけさりげなく仕上げるか、

みたいなところがこのホテルのいいところなんですよねー。

 

ワインも伊勢エビまでは

年代物のロゼシャンパーニュがぴったりで

今年もこちらのお料理で年越しできることに感謝。

 

そして、メインの三重県産の鹿肉は

癖がなくあっさりしているので

衣をつけて揚げ焼きしていあるのがいい感じです。

 

こういう噛み応えのあるお肉には赤ワイン!!!!

 

ということで、

ケンゾーエステイトの "ai" (藍)2010を合せました。

 

ゲーム会社キャプコンのオーナーがカリフォルニアに作ったワイナリー

ワインの名前は ai, murasaki, rindo  と日本語が使われています。

 

どれもすごく美味しくて、私の大好きなワインたち。

ai はカベルネソービニオン主体の

濃くて滑らかで妖艶な感じ。

熟したカシスにちょっとインクのような香り。

これが単調にならなくて美味しいです。

 

私、アメリカで本格的にワインを飲み始めたので

アメリカワイン、好きなんです。

分かり易すぎるとかいわれてますけど、その方がいいくらい。

 

アメリカ住んでもいたので、あのカリフォルニアの乾いた空気や

ナパのブドウ畑を思い出して美味しく飲みました。

 

ちなみに、こちらのレストラン、

連泊すると毎日パンは違うものを

お口直し的に置かれたお野菜のディップも日替わり、

お茶菓子も日替わり

 

そして、とにかく何を食べても美味しいのです。

 

ここに連れてきてくれた義父に感謝です。
 

I hope you best all ー大丈夫、きっと上手くいく!
 

美味しく飲んで///

楽しいことだらけの人生を。/////