いつも手に取る本。
この本の著者、布施先生は芸大教授。
視点は勿論面白いのですが、文章がすーっと体に入ってくるといいますか、
観ているように読める、そんな本なのです。
寺、仏像、庭、美術の作品、芸術家達
にわけての解説ですが
どの項目も誰もが知っているものなのですが
たとえば
寺でいうと、金閣寺、銀閣寺、平等院、東大寺、とか
芸術家は、尾形光琳、夢窓疎石、千利休とか。
まるで初めて鑑賞するようであり
何度読んでも、ほ~~そうなのか、
と益々京都の美術の面白さを知ってしまうのです。
この本は5冊買いました。
人にあげたり、保管したり、読んだり。
大切にしたい、本の一冊です。