大切な友人から
「今、JT病院。6回目の通院」とメールが来て慌てた。
6回目?聞いてない!聞いてない!
よく聞けば、おできの悪化で手術だそうで
少しホッとしたのだけど、4年前に「癌と診断された」という
メールをその友人から貰ったときの、、
血の気がひくような
あの立っていられないような
衝撃過ぎて目の裏側で涙が流れるような感情を
思い出してしまった。
一瞬だけどね。
その友人は
2010年にある早期の癌で手術したのだけど
「手術日が決まりましたメール」が届いた時に私は
「Love Of My Life」(木住野佳子演奏)を東海道線の中で聴いていて
今も曲が流れると
その時の感情が湧き出てしまう。
大好きな曲なのだけど、あの時の堪えた涙も思い出してしまう。
その年は「大切な存在の人」がたて続けというか、同時というか、、
幸いみんな「早期」だったけれども「癌」で手術をうけた。
本当に毎回、緊張して、、ほんとうに心配した。
今、勿論みんな元気だけれども、3、4年たったいま
「病院」なんて聞くと、ものすごく不安になってしまう。
大切な人を失うんじゃないかという、、恐怖
これはもうね、もうね、味わいたくない。
そして
久しぶりに出かける時に
iPodで音楽聴きながら駅に向かった。
実は、1曲目が「Love Of My Life」だった。
そして2曲目が「キミライフ」ナオトインティライミね。
歩きながら、涙をこらえる事が出来なかった。
1年前の今頃は、キミライフをよく聴いていた。
「大切なともだち」が、まだ生きていて
でも、癌も末期で苦しくて
毎日のように付き添って、その往復ではナオトを聴いていた。
そして「キミライフ」の歌詞の中に
「今はただ許された時間が欲しいだけなんだ。」
「もう辛いのはやだよね。」
いつも、そこの歌詞にになると涙が出そうになり、ぐっと堪えた、、、
そんな事も思い出してしまった。
あの人の笑顔。
笑い声。
最後の最後、細い腕を握りながら
「今、、生きてる」とあたたかさを忘れまいと思った。
今日、こんなに思い出すなんて
私に何かメッセージを伝えたいのかな。
いや
「キミライフ」を聴きすぎちゃったかな。
あ~あ、死んじゃダメよね~。
ま、人は100%全員、死ぬんだけどね。
私は、まだまだ、生きるよ!
ワタシもまだまだ。
ただ、ボケてる?って最近いわれる。ふんっ!