浪江の町中から、父方の本家とお墓へ移動しました。
浪江町は、ダッシュ村で有名ですが、ここも山間の長閑な地域です。
常磐道がこの辺りまでのびてきて
今後は帰省が随分楽になる予定でした。
それに伴い道路拡張工事も進んでいた部分もありました。「永遠に使われない高速出入り口」も何もと真新しいまま。
お墓の写真はさすがに載せませんが倒れているものも、かなりありました。我が家の墓石は「ズレて」おり墓標は割れて倒れておりました。
ここには、主人の祖父母、両親、妹が眠っています。私たち夫婦も、ここで眠る予定でしたが。。。
母の好きなストックの花を供えてお線香は火をつけずに置いてきました。
本家に行きましたら、ネコが!!
連れて帰りたい衝動にかられましたが、捕まりませんしここは、放射線量が高く、早めに引き上げた方が良いと言われました。
とっさにお昼用に買ったオニギリをネコにあげてきました。わかめニギリでしたが、他に食べるものが無ければ、何でも食べるでしょう。
洗濯物は、干したままになっていました。本当に急に避難だったのですよね。
家の前の道路から、イノシシが数頭猛ダッシュして来ました。
そして、私たちを見て、猛ダッシュで消えて行きましたがやはり人がいないので、出てくるのですね。
そういえば、犬や放浪する牛を見かけませんでした。
お墓には、牛の糞がたくさん落ちていましたので、草を食べにお墓に来たのでしょう。
ひとの居ないこの場所ももうすぐ、桜が美しく咲くのでしょう。
iPhoneからの投稿