『この国を出よ』大前研一 ｘ 柳内正（小学館）
『資産フライト』山田順
『この国を出よ』は、一気読みをしてしまいました。
本のプロローグでは、ユニクロという皆に愛されているブランドのトップの発言は
注目を浴び、影響力が出てくるので発言を控えていたけれども
「もう黙っていられない」と言う事で、本の出版になったようです。
柳井さんを直接知ってる人物からの柳井象は、孤高の人でしたが
さらに柳井氏を知りたくなりました。
絶望的なのに能天気な日本人、国をダメにしたのは誰か
個人・企業・国家の「稼ぐ力」について、税金、育て育つ事について
など、「そうそう！そうそう！」と本質をつく発言。
ユニクロが英語を共通言語にする理由も含めて
非常に面白く読めました。
日本を出よ、というのは、ワンウェイではなく
若ものに対しては、「日本を出よ、そして、日本に戻れ！」
そういう意味です。
そして『資産フライト』
企業も「外」に出ていますが、個人の資産も富裕層は勿論ですが
そうでもない人たちも、Ｘデイに備えて
大金を持ち出してる人たちも多いです。
近い未来に起こるであろう（勿論起らない方がいい）デフォルト危機に備えてる人
金融封鎖に備えている人も多い、という事も
キチンと知っておいた方が良いですね。
自分の身は自分で守る、だから、情報にアンテナをはりたいですね。