こけめ農園の大将が陸前高田で、〔さんQ〕を支援物資の基地としていたところ、男性がプレハブをさがしている、と訪ねてきたそうです。
それが、きっかけで、牛乳屋復活になりました。
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こけめ農園の大将を通じて、プレハブ支援をさせて頂いた、佐藤さん。
プレハブがあれば、牛乳屋を復活出来るんだが、と大将に話し、大将が直ぐにプレハブを届けました。
冷蔵庫が入り、牛乳配達が再開したそうです。
震災当日、外に出たら、10メートルもあるような津波が、300メートルまで迫っていて、とにかく、高台に逃げて助かったそうです。
ほんの少し出るのが遅れたらダメだった、おばあちゃんをオンブして走った人は、ダメだった。震災直後は、もう落ち込んで何も出来なかったけれども、生きていられる、生かされたんだから、頑張ろうとおもった、と。
牛乳配れば喜ぶ人がいる、まってるよーという人に早くとどけたい、と復活再開しました。
直接支援させていただいて、立ち上がっている佐藤さんと話しながらの牛乳乾杯、本当に込み上げて来るものがありました。
今回は、陸前高田では、底から立ち上がる力を感じます。