「社会を変える」を仕事にする &「社会を変える」お金の使い方 | イタリアーナは人生を味わい尽くす!

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そして、人生を味わい尽くしたい。

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「社会を変える」お金の使い方
NPO法人フローレンス代表理事 駒崎弘樹著 の出版記念パーティに行ってきました。

高校生時の米国留学 → 慶應義塾大学総合政策部 → 在学中IT会社社長 → 社会起業家(フローレンス)

高校生のうちの留学をしたいと思ったきっかけは、良い大学に進学し、良い会社に入るのが当然、という環境に
迷いを幹事、もっと広い世界を知りたい!と飛びこむ。
この時代の体験が、彼に大きく影響してたようですね。

彼の本から~
「ある雪の降る日、僕のホストブラザーと共に高く降り積もった雪を家の玄関から前の通りまで
雪を押しのけ、冗談を言い合いながら作業していた。ホストブラザーのディビットは、寒い中で慣れた様子で
雪かきをし、ようやく道が開通し、僕はぐったりしていると、デイビットは二軒目の家の前の雪を同じように
押しのけはじめた。そこは俺たちの家じゃないだろう?と呼びかけると、ここのムーアさんは、一人暮らしの
おばあちゃんで、足が悪いから、俺たちがやらないと出来ないんだよ。とさら~と当たり前に答えた。さっきまで
冗談言って女の子の話をしていたのに、自分と同世代の子が普通に地域に貢献している!!
人任せの社会じゃなくて、地域の人々が力を合わせれば、世の中変えられる事をしった出来事だった。」

この小さな出来事は、彼の「人生のボディーブロー」となって、社会起業家経営をする事になった
大きなきっかけのひとつになったらしい。

本を読んでいると、高校生時代にこれでいいのか?と迷い考え、留学を選び
大学時代にIT社長となり、これでいいのか?と悩み迷い考え、ひとりで田舎に引きこもり
ノートにペンで思いつく事を書きなぐっていく。。

そこで「日本の社会に役立ちたい」と思ってる自分に気づく。

そして、「病児保育」の世界へ入っていく。20代の独身男性なのですが。
それからの彼の動きと頑張り、挫折と出会い・・・アイディアと勇気と・・
今は、成功している社会起業家のリーダーとなっているけども、そのプロセスはすごい。

今、これから社会に出て行く高校生や大学生にとても参考になると思いました。

ボランティアではなくて、社会の困った!を解決出来て
事業として成り立つ、それが、大事ですね。

お薦めの本の一冊です。