おはようございます。

みさご珈琲の向井です。

 

昨日は、能勢菊炭のさとやま創造館、小谷さんのところに、

竹の國主催の三橋さん、奈良のファーマー杉本さんとともにお邪魔しました。

 

釜を拝見した後、炭の焼き方、白炭や黒炭による釜の違い、池田炭の特徴などを

伺い、そのあと、竹は人が手を入れなければ自滅していくというお話、

クヌギの山のお話などのあと、自然とお茶のお話に移っていきました。

 

 

茶文化と珈琲文化は、私的には似て非なるものと考えていて、珈琲の方は、

古い歴史や世界を巻き込む力がある上で、《あえて言うと》薄っぺらい動機と

継続によって続いているものであると考えています。その分新しい発想が

取り入れられ、自己崩壊しながらも短期的な文化を連綿と醸成していきます。

 

それに反して、お茶が崇高であるかというと、そうでもなくて、玄さんが

お話されていましたが、どうしても敷居の高い世界に自分自身を

押し込めていくのしかなかったのかなと、現代社会では感じられます。

その分、現在は忘れられてしまった50年100年の経済サイクルの上で

成り立っていた文化として、現代人には理解しがたく、何か再発見したくなる

魅力を醸し出していると言えます。

 

50年100年の経済サイクル。もはや「経済」ではなくて「共生」のサイクル

なのかもしれませんが、菊炭に関しては、炭焼きの前の、「山を育てる」部分に

集約されていると感じます。

 

菊炭のためのクヌギ林は、シイタケのホダ木や薪などにも使われています。

もともとから燃料を得るためだけではなく、様々な自然の恩恵を、人間が効率よく、

かつお互いのバランスを取るように進むサイクルを具現化しているものが

「里山」であると思います。

 

そんな里山を育てる活動が、ふるさと創造館、近所の荒木谷で行われます。

今はもう見えなくなってきている文化や生活感に、触れて頂ければ幸いです。

 

「菊炭と里山を未来につなぐ植樹会」
 2/17 千里中央からの送迎バスも出ます。

詳しくはこちらから↓
http://kikusuminosato.com/event/syokujyu2018_2/

おはようございます。

 

昨年はじめにサンプルをご紹介した

エチオピアのジンマ地方の豆を入荷予定です。

 

一取引の量が多いので、現段階で、生豆でご購入希望の方があればお譲りします。

 

お値段は1kgあたり、2900円+消費税+送料です。

※店頭での生豆販売時は1kg3300円程度になる予定です。

 

味は、うちでメインで使っているエチオピア イルガチェフ G1 ベレカよりもかなり上です。ライムやジャスミン香がされに強く、飲み口にコクがあります。もちろん無農薬栽培です。

 

こちらにコメントか、メッセージ、お電話090-5068-2292(向井)にてご連絡ください。

 

以下、説明になります。

 

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リム・ナチュラル/ウォッシュド G1 – ファヘム・コーヒー農園 Limmu Natural / Washed G1 from Fahem Plantation

 

エチオピア国内で最も美しい森林地帯であるオロミア州 (Oromiya Region) ジンマ地方 (Jimma Zone) リム・セカ郡 (Limmu Seqa District) チェッカ村 (Checka Kebele) に 200 ヘクタールのコーヒー農園を展開するファフェム・コーヒー農園は、25 年前にウォッシュド (水洗式)、ナチュラル(非水洗式)コーヒーのエチオピア国内での供給を始めました。

 

2009 年 よりは直接輸出を開始、現在はイギリス、オランダ、アメリカ、オーストラリア、韓国への輸出 を行っています。

 

同農園は標高 1,855m~1,958m に位置し、自然のエコシステムを維持すべく最大限の注意 を払い無農薬での栽培を行っています。農園内には 15 樹種以上の木々が自生し、コーヒー 栽培にとって重大なシェードの役割を果たしています。

 

ウォッシュドコーヒーの精製過程で取り除かれたパルプは、堆肥として同プランテーションで再 利用されています。

同農園の周辺地区には主にオロモ民族が居住し、農作物栽培、家畜放牧に携わっています。 これらの人々はまた、周辺の森林に自生するコーヒーを収穫するのに加え、小さな区画内で コーヒーの栽培もおこなっています。ファヘム・コーヒー農園は、このような人たちからもプレミアム価格でコーヒーチェリーを買い取り、契約農家(out-grower)として組織することにより、 共存共栄を図っています。

 

ファヘム・コーヒー農園で主に栽培されているアラビカ(ティピカ種)は、ジンマ・リサーチ・イン スティチュート (Jimma Research Institute) により入手した病害 CBD 耐性に優れた Heirloom 74110、及び 75227 種です。同農園でのコーヒー栽培では農薬は使用せず、木々 の間隔は 2m、列間隔は 2.5m を保つように植樹、1 ヘクタール当たり、平均 3,300 本の木が 育ちます。除草などの作業はすべて人手を通じて行われます。

 

収穫の際には、十分に熟した赤い実(チェリー)のみを摘み取り、精製の前に発酵しないよう 細心の注意を払っています。ウォッシュド(水洗式)の場合は、チェリーの収穫後 6 時間以内 に精製工程にかけられます。同農園は自然環境の保護を考慮した果肉除去機を有し、農園 内の水をリサイクルしながら使用しています。

 

また、同農園は地域の小学校への支援を行うと同時に、ナチュラル(非水洗式)精製の脱穀 工程で生じたコーヒー豆のもみ殻を、ブリケッティング・マシンにて木炭の代用として使用でき るようにし、地元のコミュニティーに供給しています。

おはようございます。

珈琲の伝道師 向井務です。

 

dokupediaを使用した、珈琲情報データベースを構築中です。

まとめ方として、目次を先に作っていってます。

 

ひとまず、以下の内容で暫定していきます。

お楽しみに^^

Misagocoffeepediaの暫定目次

珈琲全体の大分野想定(暫定)→

・生豆

・焙煎

・ブレンド

・抽出

・提供

・評価

・環境

・歴史

・薬理

・ビジネス

 の10分野

 

生豆の分野想定→

・品種 品種にまつわる特徴と系統樹などの情報

・地域環境 国、地域ごとの特徴と特徴の要因を解説

・栽培 潅水、圃場設計など、栽培に関する情報

・生産処理 精製、乾燥など、生産に関する情報

・生産地保管 生産地での保管の影響などを解説

・輸送 輸送による状況の違いなどを解説

・消費地保管 消費地での保管の影響などを解説

・認証 生豆の認証に関する情報

・伝搬と歴史 生豆の品種伝搬と歴史などの情報

 の9分野

 

焙煎の分野想定→

・生豆鑑定 焙煎前の生豆鑑定に関する情報

・手選別 手選別に関する情報

・コンセプト 焙煎の目的やコンセプトの決め方と役割を解説

・シーケンス 焙煎シーケンス(流れ)の役割を解説

・焙煎環境 焙煎環境による、長所短所を解説

・加熱と放熱 焙煎中の加熱と放熱の要素とその実践を解説

・焙煎深度と内外差 焙煎豆の状況を精査するための情報

・冷却と熟成 冷却以降のプロセスについて解説

・焙煎の歴史 焙煎の歴史情報のまとめ

・焙煎の評価 焙煎そのものの評価と焙煎豆の評価

 の10分野

 

ブレンドの分野想定→

・コンセプトと承認 ブレンドの要求分析とゴール設定を解説

・経済性と嗜好性 ブレンドの市場での意味合いを解説

・ブレンド要素の鑑定 ブレンドで生じる要素を解説

・生豆の選定 ブレンドを成立させるための生豆の選び方

・混合焙煎 混合焙煎のメリットと実践を解説

・単一焙煎 単一のメリットと実践を解説

・提案と応用 ブレンド完成後の提案方法と市場での応用を解説

 の7分野

 

抽出の分野想定→

・焙煎豆鑑定 焙煎豆の鑑定方法と評価の仕方を解説

・コンセプト 抽出の目的やコンセプトの決め方と役割の解説

・シーケンス 抽出シーケンス(流れ)の役割を解説

・粉砕 粉砕による様々な影響を解説

・抽出環境 抽出器具や方法論を解説

・溶出の仕組み 珈琲から成分が溶け出すプロセスを解説

・抽出の歴史 抽出の歴史情報のまとめ

・抽出の評価 抽出そのものの評価と焙煎豆の評価

 の8分野