つい先日
実の母親と
十数年ぶりに連絡を取ってみた。
絶縁状態になってしまったのも
彼女に原因があり
私には非がない。
しかし、現在
彼女も70歳代中盤になっており
健在なのか
そうでないのか。
今、連絡をしないと
人として
後悔しそうな気がしたので
私から連絡を入れてみた。
幸いな事に
彼女は健在で、ボケてもおらず
声のみの再会ではあったが
元気でいるようだった。
しかし、私は彼女に落胆した。
相変わらずだ。
神様は
私に何を感じさせたいのだろう?
神様は
あの女を私の親にする事により
私に何をさせたいのだろう?
私に何を感じさせたいのだろう?
私に何をどう乗り越えさせたいのだろう?
まだ足りないのか?
まだ辛くて苦しい想いを
私は重ねなければならないと言うのか?
どれだけ孤独なのかを
私に
まだ思い知らせたいのか?
どんだけー?
私の母親は
実に愚かな人間だ。
そんな悲しい事実を
冷静に客観的に
感じている自分自身に感心してしまう。
人として いかがなものかと
思う人間を両親に持った私の人生。
反発し嫌悪しながらも
やはり
親からの愛情を求めてしまうのか。
人間のクズのような親を赦そうと決意し
私から歩み寄った結果がコレだ。
愚かな母親は
最期まで
その愚かさに気付く事も出来ず
生涯を閉じるのだろう。
期待した
そんな私が甘いのか。
そうか。
また私は
自分のマインドを強くした。
あらゆる困難やら試練やらが
私にはあり過ぎて
それらが
私の心を どんどん傷付け
私の心を ぐちゃぐちゃにし
私の心を 駄目にして
奴らと同じ人間に成り下がるように
引っ張っているのか
おあいにくさま。
私は
そんな弱くない。
私の中の私の核になる部分は
奴らには触れさせない。
いや、
奴らのような輩には
近付く事さえも出来ない。
どれだけの事があっても
私は
私の心を持ち続ける。
滞らないように
揺れて流れて
透き通った水のような心で在り続ける。
ね 


