
自分の周りにある幸せ。
こんな小さな花の可憐さや美しさに
気がつけて感動出来る心を持つ
そんな自分にホッとして癒される。
最近、自分の中に
浮かび上がってくるものがある。
マイナス、ネガティブ、負の感情を
持つ自分…を客観視している私の、
私自身への感想だ。
解りにくい?笑
ひとを恨んだ気持ち、
赦さない、と固く誓っていた気持ち。
そう、過去形なので、ご安心を 笑。
私の中では、
だいぶ昇華しつつあるようだ。
誰を恨んでいたのか、
赦せなかったのか?
私は
実の両親が赦せなかったのだ。
私の両親は、
尊敬出来るような人間では無かった。
幼い頃から
なんで私は、
こんな家に生まれたんだろう。
神様は、私に何をしろと
おっしゃりたいんだろう?
もっと、
立派な親のもとに生まれたかった。
実際、自分で彼らを
選んで生まれてきたのにね。
私が小学校6年生の時に両親が離婚。
原因は、父親の作った借金。
ボンボン育ち?故に世間知らずで
甘い考えの男だったようだ。
けど、やはり血の繋がりなのか?
私は父親が大好きだった。
父親が出て行った、その晩。
私は、
母親から衝撃的な事を聞かされる。
「みさこは金がかかるから要らない。
弟を連れていく…って、(父親が)言ったのよ。」と。
ちょっと待て!
今だからこそ、ツッコミ入れられるが
私はお金なんかかかる子どもじゃ
ありませんでしたよ!
どーいう意味だったんだろう?
娘のほうが、大人になったら
息子よりも稼げるんじゃ?
職業によってはさ、って
言ってやりたかったよね。
(*`Д´)ノ バカヤロー

ここでお解りだと思うが、
親父も親父だし、
こんな事を平気で小学校6年生の娘に
言い放ってしまうような
母親も低レベルなのだ。
彼らの本意は解らない。
が、私は布団の中で泣き続けた。
結局、親権は母親が持ち
私と弟は二人共に
この母親と暮らすことになる。
これは一例だが
このような
長い間、忘れていた記憶の欠片たち
それも本当に
辛かった、哀しかった、
苦しかった、赦せなかった、
そんな負の感情たちが
何だか知らないけど
頭の中に甦ってきて…。
それもね~朝。
通勤途中によく甦ってきた 苦笑。
父親とは
それっきり会っていない。
母親とは
もう10年は連絡取っていないんじゃ?
よく、あんな両親のもとで
私は真っ直ぐ育ったよな、とも思う。
私は親には恵まれなかったが
一部の親族、先生方々、友人達に
本当に恵まれた。
その方々に支えられた事も大きい。
で、私自身を客観視した感想は。
よく、耐えたよね~
よく、頑張ったよね~
よく、自分軸を貫いてきたよね~…だ。
そして。
あーんな尊敬出来ぬ親でも
やはり、私は「情」を感じている。
尊敬出来ないけど、感謝はしている。
この世に送り出してくれた事。
内容はとりあえず置いといて
ある程度まで育て上げてくれた事。
反面教師となってくれた事。
この3点だけは感謝します。
彼らだって生身の人間だもの。
赦してやろう。
願わくば、幸せであって欲しい。
マジで、そう思うし、願っている。
そんなこんな感情が
ダーッと溢れてきていた今日この頃。
ひとを裁くよりも
ひとを赦すことを「選ぶ」私で在りたい。
私自身が、そう言っている。
そういう私が好きだよって。
いいんだね、これで。
良かった、気付けて。
ね

