易者だからといって、日々やることなすこと、自分の運気を占っているというわけではありません。
“今日の運勢”なるものを毎日UPしているぐらいですから、自分の“今日の運勢”ぐらいは見ますが、朝書いているので、一日中覚えているということはありません。
というか、そのようなことは、まず無理です。
でも年のせいでしょうか、“楽しい一日”ということに“ラッキー♪”と喜ぶというよりは、“気をつけること”のほうが頭に残ります。
“事故に注意”だったら“車の運転はゆっくり行こう”とか、“体調を崩しやすい”だったら“あったかいカッコをしよう”とか。
では易者として自分のことを占うことがあるのかとなると、日常的なことはほとんど占いません。
人との関わりの中で生活していますし、占って行動するほど毎日重要なことが山積する生活をしているわけでもありませんし、それに何よりも、いちいち神経質に考えていたら生活できません。
でも、自分のことではありませんが、TVのニュースなどを見ていて、その人の年齢から頭の中で本命星を計算し、統計上の運気とすり合わせて考えるということはよくやります。
いつも頭で年盤・月盤が動いているので、一種のクセのようなものです。
えぇ、易者風情、勉強量と実践数が全てであって、元々特別な力があるというわけではないのです。
カンが鈍いということではできないことではありますが、人の人生、もっともらしい顔つきで講釈し、その根源がカンではねぇ…
私だったら嫌です。
そんな私でも、自分のことを占う時がいくつかあります。
転居と病院です。
旅行は、ちょっと暦を見て気をつけることを頭に入れておくぐらいですね。
これもまた相手があったり、タイミングもあるので、占いを中心に計画をたててばかりいるわけにも行きませんから、よほど悪い時期や方角だった場合は、それなりの手を打ちます。
転居で占うことは、方角と時期、土地等、病院で占うことは、方角と時期、病院との相性等です。
これはきっちりと占ったうえで、行動します。
八方の中でその年、その月、どうしてもよろしくない、よろしくないどころか最悪な方角というものがあります。
もしもそのような方角へ引っ越してしまっては、後々大変なことになります。
他の事は“占ってみたら?”とは言いませんが、易者ですら自分で占う、この“転居”と“病院”。
これだけはしっかり占ってもらったうえで、行動することをお勧めします