〜〜〜ねるside〜〜〜
平「そんなことされたら私…
ねる先輩のこともっと好きになりますよ?
そんなねる先輩の優しいところが好き
すごくあたたかくて安心して心地がいいんだ」
平手ちゃん心の声が言葉に出てる…
こんなにドキドキするのはあの人以来。
動揺が隠しきれない
ね「えっ///」
やばい、顔真っ赤になってる気がする
平「どうしたんですか?ねる先輩」
なんで平手ちゃんは冷静なんだろう
あんな言葉をすらすら声に出して、もしかして声に出てないと思ってるのかな?
ね「全部声に出てたよ…?」
私の言葉を聞き、だんだん平手ちゃんの顔が真っ赤になった
平「うわっ…まじか…」
平手ちゃんが私のことを好きなことは知っている。
いつも告白してくるし、隣にずっといるし…
いつも告白してくるけど、それは突然「ねる先輩好きです」って言ってくるから流している。
真面目に告白されたのは体育祭の借り物競走の時だけかな…
あの時は本当にびっくりした。
平手ちゃんのことが嫌いだから、興味ないから振ったんじゃない
むしろ、平手ちゃんは好き。
かっこいいって思っちゃうし、ドキドキしちゃう
でも、平手ちゃんってモテるから、あの人のときと同じようになっちゃうのが怖くて振った
信じてみてもいいのかな…
いつまでも過去に縛られすぎて前に進めないのはよくないよね
平手ちゃんとなら乗り越えれるかな…?
平「もう聞き飽きたかもしれませんけど…私はねる先輩が好きです」
ほら、また真剣な目で私を見つめて想いを伝えてくる。
平手ちゃんみたいに自分の気持ちに正直になれたらどんなに楽だろう
私も正直になった方がいいのかな?
ね「私もっ…平手ちゃんのことが好きですっ」
続