今日は、友だちの愛佳とふーちゃんとオダナナと、近くの公園でバスケをする。
なのに、妹の葵が行きたい行きたいってうるさいから一緒に行くことになった。
いつもなら入るシュートが今日は全然入らない。
すっごい調子が悪い。
志「理佐どしたのー?」
冬「今日、調子悪くない?」
気にしてるんだから言わないでよ。
調子悪くてすっごい気分は下がってる。
そんなことも知らない葵はいつものように話しかけてくる。
葵「ねえねえ理佐ー。今日ねー友達のねーみいちゃんがねーすごく面白かったんだよ!」
葵「ねえ理佐ー!!」
ああ、もう、うるさい!!!!
理「…っるさい」
葵「理佐何ー?聞こえなーい!」
理「だから、うるさいってば!!!はあ、葵連れてくるんじゃなかった!」
織「落ち着いて落ち着いて!」
はあ、もう!こんなはずじゃなかったのに。
なに私、八つ当たりしてんだろ。
みんないるのに…はあ最悪。
冬「…あ!私!もう少しで塾じゃん!忘れてた!ごめん!帰るね〜」
織「わ、私も!見たいドラマがもう少しで始まるー!バイバイ!」
志「じゃあ、解散にしよっか〜!みんなバイバイ〜!!
あ、理佐!」
みんなすごい気を使ってくれてる。
本当にごめん。
私の心が小さすぎるんだよ…
理「何、愛佳ー」
耳元で愛佳に「素直になんなよ?」と囁かれた。
やっぱ愛佳はすごいな。私が本当に思って言った言葉じゃないって分かってるんだな…ありがとう愛佳。
帰り道は無言だった。
家についてお母さんに「どうだった?」と聞かれた。
それなのに私は、また当たってしまった。
理「葵がうざすぎた。」
母「あら、そうなの?」
理「うん、もう二度と連れていかない。」
なんで、思ってないのに言葉に出るんだろう。
葵「…もう理佐なんか知らない!!」
理「…葵ッ!」
葵は泣き出して、リビングを飛び出して自分の部屋に向かった。
私は追いかけて、葵の部屋に入ろうと思って、ドアの前に立ったけど、葵の泣き声がすごい聞こえてきて、開けれなかった。
だって、完全に私のせいで泣かせたんだもん。
それから一週間ぐらい無視された。
葵を呼び止めても「話したくない」って言われるばっかりだった。
私が100%悪いから謝ろうと何度もした。
でも、そろそろ空気の限界。家に居づらい。
葵の部屋で深呼吸。
コンコンとノックをして入る。
「勝手に入らないで」っていう声が聞こえたけど無視をして入る。
だって葵が泣いてるんだもん。
理「葵、八つ当たりしてごめんね。」
葵「…。」
理「本当に私が100%悪かったって思ってる。あの日調子が悪くて、葵に八つ当たりしてた。私がもう少し大人だったらこんなことにならなかったんだけどね。」
葵「…。葵こそごめんなさい。」
理「葵悪くないじゃん。」
葵「一週間ぐらい無視してたもん。本当はね。グスッ…理佐と話せなくて寂しかったの。」
理「ふふ笑 もうこんなことにならないように気をつけるね。本当にごめんなさい。」
葵「ごめんなさい。理佐大好き!」
なーんだ。葵意地はってたのか。
かわいい妹だな〜。
これからはもっと葵のこと大切にしなきゃ。
理「あーおい!大好きだよ?」
葵のやつ、顔真っ赤にして照れてる。
葵が妹でよかった。
終