私は、ほんとに、人に助けられて

今までの33年間を生きてきました。




何があっても。
どんなときでも。
一番近くにいて支えてくれる友人たち。


思春期のとある出来事がトラウマとなり
人を信じることも
人に本当の自分を見せることも
できなくなってしまっていた私に

信じること、や
ありのままに向き合うこと、を


ゆっくり、時間をかけて、根気よく
思い出させてくれた彼女たち。




その存在がなかったら
今の私はいなかった、そう断言できます。





仕事でも同じ。


いつも、年上の先輩や上司に
育てられ、引っ張られ、支えられてきた。




どこにいっても
絶対的にかわいがってくれる人がいて
眠っているポテンシャルを
引き出そうとしてくれる人がいて。





会社をつくってからも、そう。



周りの先輩経営者の方々に
ほんとによくしてもらって。




そんな話しをすると
必ず、言われる言葉があります。





「それはあぶくの人徳や」
「あぶくに人徳があるから周りがそうしてくれるんやで」





特にこの半年ほどは
そう言われることが増えてきました。





でもね、違うんですよ。
私の人徳、じゃない。





私の親や祖父母が積んでくれた、徳。




たった33年間で積める徳なんて
たかがしれてるから。






だから、すべて親以前の積んだものが
今、私に返ってきてるんです。











そうやって自分には返らなくても
自分の大事な人たちにめぐっていく。



素敵なことだなって、思うんです。






最近、すごくそれを感じます。






受けた徳の偉大さを感じるからこそ
未来の子どもや孫たちに返していきたい。







そうやってめぐっていく徳は
少しだけ今の世の中で柔らかに輝く気がするんです。






大切なことって簡単なこと、なんですよ。




人を、想う。
人を、労う。
人を、敬う。

何より、人を、愛する。



ずっと当たり前にあったこと。
今は少しほこりがかぶって見えにくくなってること。




そういうことが人を育て
そういうことが世の中を豊かにする。






あぶくはそう信じているから

もっともっと愛に溢れたひとになりたい。






すべてのことに



愛を持って接していける人で









ありたい。








それが恩返し。