私の実姉は18歳年下男性と再婚している

仕事も非正規だし、外見も50代後半だが5歳位は若く見える、とは言っても紛れもなく50代にしか見えない、ごく普通の人だ


だか?ただ一つ違う事がある

それは異常なくらいなワガママを平然と言ってのけ人を圧力で支配出来る能力と、自分の都合良く何でも捉えそれが違っていたと知っても、相手をねじ伏せ自分の意見に従わせる強さだ


そう!「わがまま力!」これの使い手だ


私は帰省の際には姉の家に泊めてもらうが

そこに若き義理の兄はいない、何故なら姉は義理の兄の連子と不仲が原因で数年前から別居している


若い義理の兄とは事実上の通い婚だ

姉は全ての時間を自分の為にだけ使い、時間のある時に、親子程歳の差のある男性の妻となる、面倒な日常の家事はしていないし、義理の家族との付き合いも絶っている。


そのせいか?ワガママに年々拍車がかかって来ている気がする


私は今週末から帰省をするが、

この時期に帰省する目的の一つに上野不忍池の蓮の花の花見をしようと考えての事だ

桜も素晴らしいが、蓮の花は圧巻だ実に素晴らしい酷暑の早朝でも花見だけでも価値は高い


しかし地方住まいになった現在では、上野に行くなら買い物もしたい、だが蓮の花は早朝が見頃、どこかに泊まると動きやすい、姉宅に世話になる事もあるので、姉も誘わないと角が立つので誘ってみた


姉は自分が考えていた計画と違うらしく

ことごとく不同意だった


姉が仕事に出る日に、1人でどこかに泊まり観に行くと伝えたが不満らしく、わがまま力を最大限に発揮してきた


LINEの文脈から姉の意向は

「私が行きたくないから私も行くな、私が描いたとおりに行動しろ!」嫌でも私にはわかる様に伝えてきた、私は生まれてから常に折れて来たが私はもう良い人をやめた


「考えてみる」LINEで返事をしたが、姉は私が花見をしない方向で考えると捉えたので、ハッキリと私は意思を伝えた「1人で行動する日を、どうやったら効率よく動けるか考える」と


姉からの返信は途絶えたがそれで良いのだ

私にも意思がある


ふと?思ってしまった

今年 やっと介護保険料を給与から差し引かれる義理の兄が?何故姉と別れないのか?


今はきっと怖いから逆らえないのだろう

姉はどんなワガママな事でも正論として曲げない

義理の兄は争い事が面倒だから何もしないのだろう…働き盛りの男性にはその方が楽だから


女は「ワガママな方がいい」若い頃ならば通用するが、姉はあと数年すれば還暦、10年もしたら立派なシニア世代だ、その時に「わがまま力」で上手くいくのだろうか?人は歳を重ねて身体も気持ちも弱くなる、その引き換えに人として柔らかさが出て角が取れて行くものだか?


益々、ワガママな中年になってきた姉を体感して

折り合いを付ける事をしないままで大丈夫か?と心配になってしまった


還暦旦那の妻は嫌でも人間の老いを考える

あと何年この人と幸せな時間を紡げるかと、


しかし若い旦那の妻は自分に与えられた残り時間なと考えない


きっと還暦旦那妻とは、見ている景色が違うのだろうと思う