はじめての動物病院 | みさっちの備忘録

みさっちの備忘録

2010年9月、CIDP発病。
(2023年4月現在、9年寛解継続中)
2013年4月乳ガン告知、左乳房全摘出手術&腋かリンパ節郭清。三大治療、ゾラデックス5年終了、ホルモン療法9年目突入。
2022年2月、子宮全摘出術。
高3娘、中2息子。

今日、初めて動物病院へ行ってきました病院


昨日の夜、息子が

「ママー!ヤバい!プリンのお腹あたり黒い」

我が家のハムスター🐹末娘ちゃんのお腹?辺りに黒い模様がアセアセ

もう息子は最悪の事態を考え半べそ状態えーん


友達とLINEをやりとりして、

あーでもない、こーでもない。

獣医じゃないんだから、あれこれ言っていても仕方ないでしょ。


というわけで、今日早速、小動物を診てくれる病院に予約を入れて、息子も一緒に行きたいと言うので学校が終わってから予約時間に合わせて行ってきました。


診察室に呼ばれ、プリンの診察。

お腹を見せた状態にして、獣医さんがその黒い部分を触ると、予想以上に大きなできもの。

人間で言ったら、お腹に小玉のスイカが入ってるくらいの感覚ですねって言われました。




「多分、足の付け根の腫瘍だと思いますが、細胞を取ってみないとはっきりわかりません」

「手術をしても全てを取り切れるかどうかもわかりません」


それでも、まずは検査をしてもらって、その後のこと考えたらいいかな?と思って、とりあえず、細胞診をしてもらう流れに。

「犬猫は血液検査などをしてから、麻酔をして細胞を取りますが、このような小動物はいきなり麻酔打って、注射器で細胞取って、、、という流れになります。

結果が出るまでに1週間くらいかかるから、もしかしたら、その間にまだまだ大きくなるかもしれないし、、、」


いつからこのできものがあって、どのくらいの期間でこの大きさになったのかわからないから、なんとも言えない。

黒くなってるのは血液かもしれなくて、なんらかの原因で内出血したから表面に現れてきた?みたいな。


週末に細胞を取ってもらう予約をして、

会計の時にどのくらい時間がかかるのか聞きました。すると受付のお姉さんが

「そうですね、麻酔は15分くらいで効くと思いますが、それから細胞取って、目が覚めてだと3〜4時間くらいですかね。」

要は、一度帰って、目が覚めてから迎えにきてと言うこと。


検査に2万、手術に4万。

これをどう考えるか。


帰りの車の中で色々と息子と話をして、

こんな小さい身体に麻酔して負担かけて、細胞取って、もし腫瘍なら手術して。

犬や猫みたいに5年も10年も15年も生きてくれるなら、検査や手術をしてもいいかもしれない。


でも(とても失礼な言い方になる事お許しください)生きて2〜3年。今プリンは8ヶ月。

元気に毎日を過ごせても後2年くらい。


小さな身体に負担かけて、もしかしたら週末の細胞診の段階で、麻酔に耐え切れないかもしれない。


『あの時手術しなかったから、早く死んじゃった』とか

『あの手術が原因で早く死んじゃった』

って言ったって、その時その時の選択で、

将来見る現実は結果論にしかならない。


だから、自宅に帰って、私と息子の気持ちを夫に話して、結論を出しました。


今はとても元気に動いて、食欲もある。

まだ我が家に来て1年経ってない、一番若いハムちゃん。

病気があるから、ドブやチップよりも早くさよならになるかもしれないけど、

“今”を元気に過ごさせてあげて、

たくさん可愛がって、遊んであげようね。


苦しい辛い思いを何度もさせたくない。

とみんなの腹が決まりました。

私たち家族がこののち後悔しない選択。

だから、細胞診を受けたとて!なので、

明日キャンセルの電話します。


動物とのゆる〜い時間はpriceless。

お金じゃ買えない。お金じゃないけど、

結果お金にも結びついていく悲しい現実。


今日は、午前中ネットでハムスターの病気や腫瘍摘出のブログや写真など見たりして、違いますようにと祈りながら病院へ行くも、ほぼほぼ予想があたり、この子達の命について考えさせられた一日でした。

息子にも動物を飼うとはどう言うことか、少しは伝わったかと。


腫瘍も腫瘍じゃないかもしれないから、来年まで元気にしていてくれたらもっと嬉しいけど😂

プリンちゃんとの日々大切に過ごさないと。


今日の一枚