引きこもり報告の続きです。

リビングをプチ模様替えをしている中、ラムズイヤーさんで白いお花だけで作ったドライフラワーが目に止まり、カーテンレールにぶら下げてあったサンキライの赤い実を外して、こちらに入れ替えました。

フランネルフラワーだけのドライフラワーの束。


フォトスポットに鎮座してくれたお猫様✨


ポテチ「いい写真撮れたか?」


「どや?」


ドライフラワーって、今まであまり飾っていませんでしたが、これは凄く気に入りました。

他にも何かちょっと欲しいなぁ・・・

と思っていたところにポテちゃんが寝ている窓の向こうに


ユーカリがあるではありませんかニヤリ

これ、よくバラと一緒に飾るのですが、バラが終わった後も花瓶に挿したまま置いておくと、綺麗にドライ化するのを思い出して、切って花瓶に挿してドライにしてみました。


10日くらいでこんな感じに。




うーん。。

小さな葉は綺麗だけど、ドライにするとイマイチかなぁ。

あまり可愛くないと思っていた大きな葉っぱの方がチリチリせずにそのままの形を残してドライ化するので

こちらを使った方が良い事がわかり、

また大きめの葉っぱのあるところを切ってドライの葉を作り直して、

それと、白いお花のドライフラワーと合わせて束ねてみたくて

ラムズイヤーさんで少量の束で売っていたフランネルフラワーとライスフラワーを購入。


ドライやり直しして出来たユーカリの葉と


束ねました。


なかなか良い感じですニヤリ


このあと少しずつ、更に水分が抜けていってもっとカサカサとした感じになっていくでしょうし、色も茶色っぽくなっていくと思います。


ドライフラワーって、ドライになっているけど

生きている・・・?

そんな風に感じました。

水分が抜け切って色もドス黒くなってきた頃が、多分、生花が枯れたり花弁を落としたりする「花終わり時」のようなものかと。

そしたら遠慮なく入れ替えていいのかな、などと都合良く考えています。


ドライフラワーの良さにちょっとだけ目覚め、前回は上段・中段の写真をお見せしたこちらの棚の三段目に


Creemaで私好みのナチュラルなドライフラワーのリースを作っている作家さん Natures工房-晶-さんを見つけ、こちらのスワッグとミニリースのセットを購入しました。


細い蔓に

色とりどりの花が咲くお庭を再現したようなリース。

このふんわりと空気を含んだ感じが好きです。


こちらもふんわり。

ドライフラワーとプリザーブドフラワーで作られたブーケ。


11月に国分寺で個展を開かれるようですので、

ネットの写真だけでなく、実物の作品を沢山見てみたいです。


こちらの二段目のこのスペース、あえてスカスカにしてあります。

個展で実物を見て欲しいと思った作品を連れ帰り、この白い花瓶とカレンダーをどかして飾りたいのです。


コロナの状況がその頃どうなっているかわからないので、まだ行けるかどうかわかりませんが。。


リビングを

あちこち自分の「お気に入り」に囲まれた空間にしたあと


そのあとは特に何をしたということでもなく、

ひたすらダラダラゴロゴロと過ごしておりました。


ゴロゴロゴロゴロ・・・

気付くといつも傍らに猫も転がっている・・・


この「ダラダラゴロゴロなおうち時間」が、いつにも増してホッと出来る、贅沢な時間に感じました。


そんな中、せっかく時間があるなら何か読みたいと思っていたところに、ブロ友のちんぷくさんがこちらを薦めてくれました。


私が常々思っていること

「人が死なないミステリーが読みたい」。


たとえば

道端に、または風光明媚なリゾート地に

突然死体が転がるところから「謎解き」が始まる、

そういうのは結構読んできましたし、

2時間もののドラマとか、うっかりオープニングを見てしまうと、犯人予測をしながら必ず最後まで見てしまいます(笑)

面白いですけど・・私のような暇を持て余している

中年をぐいぐい引きつけるような「謎」って

死体無くして発生し得ないものでしょうか???


出来ればグロいのとか悲しいのとかは無くて、

読み終わったあと、じんわり癒されるような・・・

ないかなぁ。。ないよね。うん、そうかぁ。

なあんて思っていました。


タイトルを見てわかるように、こちらは名画をめぐる

ミステリーです。

あらすじをサラッとご紹介します。


早川織絵は中国地方のとある美術館の監視員。

ある日、館長に呼び出しを受けた彼女は「ニューヨーク近代美術館のチーフキュレーターのティム・ブラウンが『主な交渉人としてオリエ・ハヤカワが来るなら、ルソーの「夢」を貸し出してもいい』と言っている」

と告げられます。


ー16年前 ー

ティム・ブラウンと早川織絵はある伝説のコレクターコンラート・バイラー氏に招かれ、ルソーのある作品について真偽判定をしたものにその取り扱い権利を譲る、と持ちかけられます。

調査のために彼らが出来る事は、手がかりとなる物語を一日一章ずつ読むことのみ、そして七日目に真偽判定をする、ということでした。


その物語には、絵のモデルとなったヤドヴィガ、在りし日のルソーが、そしてルソーの絵画に魅せられた者たちが登場します。


主にティム目線でストーリーは描かれていますが、過去・現在・そしてルソーの生きた「その時」の


「あの人を救いたい」

「あの人のために私に出来る事をしたい」

「この絵を守りたい」


そんな彼らの想いがひとつに重なるような結びが・・・


あ〜

よかったです〜(●´ω`●)


この本は「泣ける」とは特に言われていませんが、

終盤、私は織絵が号泣したところと同じところで

ツーと涙がこぼれ落ちました。



いい本に出会えたなぁ・・・


そう思える本を紹介してくれた ちんぷくさんに

感謝です。


今日も長々とお付き合いいただいた皆様も、ありがとうございましたm(_ _)m