*おばぁちゃん*
先日、母が祖母のところに遊びに行っていたので、少しだけテレビ電話で話せました
(すっかりおばさん化してますが今の時代テレビ電話のことはなんと言うのでしょうか)
今年で88歳になるおばぁちゃん。
私の祖父母の中で唯一健在のおばぁちゃんで、
中高生のときは一人で夏休みや冬休みの度に数時間バスに乗り会いに行っていた一番思い出深いおばぁちゃんです。
いよいよ歳も歳なのでボケてきたようで、どこにしまったかとか、今日は何日だとか、そういう記憶がなくなるみたいです。
こないだは雪道で転んで手首にヒビが入り、顔面いくつも打撲を作り、入れ歯もなくし、どうやって帰宅したか記憶もないそう
会いに行っても疲れちゃうので数時間しか滞在出来ませんが、
電話越しに映る祖母は『もうボケてきて周りに迷惑がかかる、ここから消えてしまいたい』と泣いていました。
そんなこと言っちゃ駄目でしょ、周りが悲しむからね。そっか大変だね、嫌だね。辛いね。
と声をかけながら、私、釣られる
そうだよね、それなりに意識ははっきりしていて、この何十年も一人で住んできたんだから、
出来なるなることが増えるのは悔しいよね。
可哀想でした。歳を取るって酷だなぁと。
そして弟が生まれるときに私のお世話をしてくれた祖母ですが(おむつもその時取ったらしい(笑))、
その時の記憶が鮮明にあるようで、いつも思い出している、夢に見てると話してくれました。
病院手繋いで歩いたよね、画面に男の子の赤ちゃんが写って、あれお母さん産んだんじゃないかい、あれが弟だよって
話したの覚えてるかいって嬉しそうに聞かれたけど、ごめん、2歳だったので全く覚えてないです
私は中高生のときにいつも一緒に豚トロ買って食べた思い出や、
同い年のいとことカラオケで盛り上がり、そのテンションで帰宅後ばぁちゃんに絡んで楽しかった思い出を話しました。
夏にまた色んな思い出話聞けるといいな。
いつかその時が来たとき、私は駆け付けれるのだろうか、間に合うのだろうか。
日本から離れて暮らすとこういう面はとても不安になりますね。
長生きしてねと思う一方、身体が不自由になっていく中で長生きだけが良いわけでもないよなと考えさせられました。
おばぁちゃん、夏に会えるの楽しみにしてるよ。
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