帰宅途中、道端で出会った犬が里穂にしっぽを振ってきた。

「私こんなに動物に懐かれたの初めて!」

『アイツは里穂じゃなくて僕に挨拶したんだ。
しっぽの付いてる動物はみんな僕の仲間…いや、手下だからね。』

しっぽ星人がそう呟いたそのとき、


昨日の男たちが後をつけていることに気付く。

私に任せて、と小声で言うと、
里穂は曲がり角を利用して男たちを撒く。


しかし道に迷ってしまった。
困る里穂を見て、しっぽ星人は力を貸す。

『しっぽの有る動物とはみんな話が出来るからね。』

道端にたたずんでいたゴールデンレトリバーが里穂の家を教えてくれた。


ところが、男たちはまだつけていたのだった。
しっぽ王子に言われ、公園へ逃げ込む里穂。


『狭い道に逃げろってアイツが教えてくれたから、早く!』
しっぽ王子がそう命令する。

目線の先には、ゾウ。
里穂はしっぽ星人の力を不思議に思いつつも、
指示に従って素早く逃げる。


しかし、男たちに隠れた場所が見つかってしまった…。
男はしっぽ星人に向かって銃を構える。


もう終わりだ、と弱音を吐くしっぽ星人をとっさにかばって、
なんと里穂が…

「うっ…」

銃に打たれてしまった…!!


「安心しろ、それはただの水だ。人間に害はない。」

倒れ込むが、そう言われハッとする里穂。
確かにただの水だった。
しかし、男たちによると水はしっぽ星人の天敵らしい。

「我々は地球防衛警察だ。そいつは地球を侵略しようとしている悪者だ。早く渡しなさい。」
男たちはそう言うが、

「嫌よ、絶対にしっぽ星人は渡さない!!」

その場を勢いで跳ぶ里穂。
しっぽ星人の力もあり、男たちを撒くことに成功した。


しっぽ星人を無事守り切って帰宅した里穂。
ところが、しっぽ星人は何時に無くしおらしい。

『ねぇ里穂、あの銃がもし本物だったら…
…死んじゃうとか、考えなかったの?』


「だって守るって約束したじゃん!」と言い放つ里穂。

本当は嘘をついているのに…。
そんな自分を命がけで守ってくれた里穂の優しさに涙が溢れるしっぽ星人。


すると、
「水は天敵なんでしょ、泣いちゃだめ」

涙を拭いてくれる里穂…。

しっぽ星人は覚悟を決める。
『僕、やらなきゃいけないことがあるんだ。今までごめんね。』

アンテナを光らせて、里穂の目の前で言った。

『緊急通信。緊急通信。人間は我々に涙を流させる危険な生き物だ。
今すぐ撤退せよ!』


驚く里穂に説明する。

『本当はあの男たちの言うことが正しかったんだよ。
僕たちしっぽ星人は、地球を侵略しようと企んでたんだ。
しっぽの付いてる生き物は既に僕たちの支配下にあって、何でも言うことを聞くんだ。
あとは人間さえ攻略すれば…地球は僕たちのものだったんだ。』


「私そんなの信じないよ!」
『王子だって言うのも信じ込ませるための嘘さ。…僕は里穂の敵なんだよ。』

固まる里穂…。

『でも里穂と触れ合って良く分かったよ。人間は無理だってね。
…もうお別れだ。帰らなきゃ。』

催眠術をかけるしっぽ王子。


「そんなの嫌!せっかく仲良く慣れたのに、
私しっぽのある生活もいいなって思えてきたのに…」

突然すぎるお別れ。必死に説得するも、
無情にも意識が遠くなっていき、そのまま眠ってしまった…。

『さよなら…里穂……。』


目覚めたのは翌朝だった。

「しっぽ星人…行っちゃったんだ…」

一人っきりの部屋を寂しく見回し、
ベッドに腰掛ける……と、


『痛っ』
お尻の下から聞き覚えのある声が…
しっぽ星人が居たのだった!

「な、なんで、しっぽ星に帰ったんじゃないの!?」
『だって里穂昨日言ってたじゃん、しっぽのある生活もいいなって。』

だからこれからもよろしく、とスリスリするしっぽ星人。


「ということは私…またお風呂入れないんだぁぁぁぁ(泣)」

里穂としっぽ星人の生活はいつまで続くのやら。
そして、里穂がお風呂に入れる日はいつになるのやら…。

全く身勝手なしっぽ星人と、
振り回される、お人よしの里穂でした。









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なんじゃこりゃ\(^q^)/
私の文章力の無さも多少は影響してますが、
話のクオリティー云々は仕方がないので置いといて、


今回はこっち(小ネタ集)がメインです(笑)
まず、天才1丁目。


天才市立第三中学校。


里穂の家。

…なんか、「走れ拓巳」のときと似てるような。
家に限らず近所の雰囲気が。

家は分からんけど、天ドラ初期時の中学生てれび戦士回の制服は使い回しっぽい。
(望とか洸太のときと同じタイプの制服に見える気が…)


里穂の部屋。可愛い。




本編では華麗にスルーしたけど、
動物園に不法侵入すんなwwwww



逃走中じゃねぇか(笑)


てれび戦士の江莉も出演してますが、
出番が少なすぎてエキストラの子でも良かったような…。
しかも、江莉って新人戦士なんですよね?
このドラマ、2005年度の初回放送からいきなり放送されたものなので、
正直、無意味ですよね…www

と、まぁそんなことは置いといて、
「私のしっぽ!」は里穂ファンには堪らないシーンが連続。

しっぽ王子は基本、スカートのポケットあるいはベストの裾から顔を出してましたが、
ドラマ序盤数分は、普通にスカートの裾から顔出してました。
いつスカートがめくれちゃうかヒヤヒヤした(笑)

(多分、途中でめくれちゃう事態があって変更したんだろうな…)


里穂の寝起き。そしてパジャマ姿。
いかにも狙ってる系のフリフリですな。

このポーズ…里穂が天てれ卒業直後に出した写真集の表紙思い出した(←きもくてごめん


個室トイレの中の里穂。


お風呂へ向かおうとする里穂。
しっぽ王子の邪魔が入って叶いませんでしたが(笑)

里穂とお風呂とか狙い過ぎです(←褒めてる


里穂と体操服。

天てれでこういう撮影時の服装って
ほとんどジャージだったと思うんですけど、
わざわざ薄着の体操服ってのが…(汗)

ジュニアアイドルのイメージビデオみたい。


里穂と犬。
ジュニアアイドルイメージビデオパート2。


里穂の寝顔。
ジュニアアイドルイメージビデオパート3。


しっぽ星人を追う男が、
しっぽ星人をかばう里穂に水鉄砲を打つシーンなのですが…

これは明らか狙いすぎでしょ…やりすぎです(怒)


最後は里穂のアッチョンブリケでお別れ。






全て初回だから、で許されてしまうこの天ドラまじ強い。
ひたすら「里穂萌え」な天ドラでした。

里穂以外に、主要人物が誰も登場しなかったのが欠点でしたね。
疑う友達とかが居たら話がグッと変わってきてたはず。
あと、しっぽ星人の持つ能力の定義も曖昧でした。

まぁ、天ドラは名作揃いなので
こんな話も少しはあってもいいのかもね(笑)